Q
その他
男性
自己PRで旅行経験はどのように伝えるのが効果的ですか?
自己PRで、趣味である旅行の経験をアピールしたいと考えています。
もともと好奇心旺盛で、大学時代にバックパッカーとしてさまざまな国を一人で旅し、計画性や予期せぬトラブルへの対応力を身に付けました。
しかし、ほかの就活生がサークル活動やアルバイト、学業の実績を話すなかで、旅行の話はアピールとして弱いのではないかと心配しています。また、趣味の話を自己PRに使うと面接官に「遊びの経験を就活で話すのは不適切」と思われないか不安です。
自己PRで旅行経験を効果的に伝えるにはどうしたら良いでしょうか? 魅力的に伝えるコツや例文を具体的に教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
旅行経験で何を学んだのかを明確に伝えよう
まず、海外旅行に一人で行けること自体が自立しているふうに感じました。旅行経験をアピールするうえで大事なのは、「その経験で何を学んだのか」を明確に伝えることです。
たとえば、言葉が通じない環境でどうコミュニケーションを取ったかや、どう語学力をアップさせたか、などですね。
また、あちこちに旅行して共通して学んだことをアピールするのか、それとも一つのエピソードをピックアップするのかという点も考えてみてほしいです。
その「学び」をアピールできれば、立派な自己PRになりますよ。
旅行経験は「再現できる行動力」として語ろう
自己PRでは旅行そのものを語るのではなく、仕事で再現できる行動に翻訳して伝えるのがコツです。
面接官が知りたいのは「どの景色を見たか」ではなく、未知の環境であなたがどう準備し、どう判断し、どうやってやり切ったかです。
未知の環境での判断・改善・対応力を仕事の成果につなげよう
たとえば、バックパッカー経験なら、
(1)目的と制約:限られた予算と日数で◯カ国を回る計画を自分で策定。
(2)行動:大まかな工程は決めつつ、現地では情報の信頼度に応じて宿や移動を日次で最適化。
(3)予期せぬ事態:交通ストライキで移動手段が途絶、現地SNSと窓口で代替ルートを確保。
(4)結果と学び:損失を最小化して目的地に到達し、以後は事前にリスクテーブルを用意する運用に改善
というように、「事実→判断→改善」の筋道で語ると、遊びの話ではなくなります。
仕上げに、志望職の業務単位へ接続しましょう。
「営業なら出張先での突発トラブル対応や初対面へのヒアリング」、「カスタマーサクセスなら言語・文化差を踏まえたクレーム一次対応」、「企画なら限られた資源での計画修正」など、仕事の業績評価指標に届く行動まで言い切ると強いです。
以下の具体例もぜひ参考にしてみてください。
「バックパッカーとして6か国を一人で巡るなかで、どんな制約下でも『最適な一手』を選ぶ力を鍛えました。
交通ストライキの際はSNSと窓口で情報の信頼度を評価し、2時間で代替ルートを確保。以後は行程表に『リスクと回避策』の欄を設け、損失を最小化できました。
御社の○○職では、限られた時間と情報のなかで『仮説→検証→修正』のサイクルを回す場面が多いと理解しています。私の強みはその運用力で、初月から商談準備や顧客対応の手戻りを減らす工夫で貢献します」
面接における自己PRで採用担当者に好印象を残す方法は以下の記事で解説しています。「どのような自己PRをしたら良いかわからない」と悩む人は、ぜひ参考にしてください。
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自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。
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