Q
大学3年生
男性
市役所のインターンシップのお礼状は、どのように宛名を書くべきですか?
市役所のインターンシップに参加し、お世話になった部署の方々へお礼状を送りたいと考えています。
ただ、宛名を「〇〇課御中」とするべきか、「〇〇課 課長様」など個人名を入れるべきか迷っています。
実習中は複数の職員の方にお世話になったため、誰か特定の方に宛てるのも気が引けます。かといって、宛名を簡略化しすぎると失礼にならないか不安です。
市役所インターンのお礼状では、どのような宛名表記が最も丁寧で適切でしょうか? また、もしも今後、人の名前がわからなかったときはどうすれば良いのかも念のため知っておきたいです!
感謝の気持ちをより伝えるための書き方の工夫があれば、こちらも教えてもらえるとうれしいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
市役所のお礼状は「〇〇課 御中」が基本!
市役所インターンのお礼状の宛名は、部署全体に届ける趣旨なら「〇〇課 御中」が基本です。
特定の指導担当が明確で、その人個人に伝えたい場合は封筒を「〇〇課 御中」、本文冒頭を「〇〇課 △△様」とし、部署経で失礼にならない配慮を示します。
もし担当者名が不明なときは、「〇〇課 御中」で差し支えありませんが、本文で「ご多忙のところご指導くださった皆さまへ」と感謝を広く記せば丁寧です。
学びと具体的なエピソードを伝えよう!
封筒は角形2号・縦書き・黒インクが無難、差出人の学校名・氏名・連絡先も明記します。
本文は、以下の流れで簡潔に書きましょう。
①今回のインターンシップ参加への御礼
②学び(具体的なエピソードに触れたうえで、教訓や印象に残った言葉などを添える)
③今後の活かし方
④再訪や報告の意思(もし選考に進むのであればその旨も記載)
⑤結び
特に感謝を伝えたい人がいたら、本文中に「特に◯◯様には〜についてご指導をいただき、非常に有意義な時間となった」などの記載ができるとより感謝の気持が伝わりやすくなります。
もしメールも併用する場合は、件名に「インターン御礼(大学名・氏名)」とし、本文最後に郵送でもご挨拶をお送りした旨を添えると行き違いが防げます。
お礼状の宛名は「部署名+御中」で書くべき
まずは、丁寧な心配りがとても素敵だと感じました。それを鑑みて最適解を解説したいと思います。
市役所などの公的機関へのお礼状では、基本的に「〇〇課 御中」とするのが最も適切かつ無難です。
「御中」は、部署や組織全体に宛てるときに使う敬称で、複数の職員の方にお世話になった場合に適しています。
特定の個人に宛てる場合のみ、「〇〇課 課長 〇〇様」と名前を入れますが、「御中」と「様」は同時に使わないように注意しましょう。
もし担当者のお名前がわからない場合や、複数の方に感謝を伝えたい場合は、宛名を「〇〇市役所 △△課 御中」としましょう。
本文の冒頭で「このたびは△△課の皆さまに大変お世話になり、誠にありがとうございました」と全体に向けて感謝を伝える形が自然です。
学んだことや印象的な出来事を添えて印象アップ
さらに印象を良くするコツは、形式的な文面にとどまらず、自分が学んだことや印象に残った出来事を一言添えることです。
たとえば、「市民対応の場面で、対象者の方へ寄り添う姿勢に感銘を受けました」といった具体的なエピソードを入れると、気持ちがより伝わります。
インターンのお礼状は、社会人としての第一歩を感じさせる大切な機会です。手紙に込められた配慮からはあなたの誠実さが伝わり、心を込めた一通はきっと御先方様の記憶に残ることと思います。
さらには、丁寧な姿勢そのものが、社会人としての大きな信頼につながることでしょう。
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