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上司と性格が合わないのですが、それで転職するのは良くないでしょうか?

上司との相性が悪く、毎日仕事に行くのがつらいと感じています。高圧的な態度や曖昧な指示など、何が原因かはっきりしないものの、精神的に限界でこのまま働き続けるのは難しい状況です。

思い切って、今の職場を辞めるべきでしょうか? 環境を変えたいと思っていますが、「上司と合わないから辞めた」と言うと、転職活動でマイナス評価を受けるのではないかと不安です。

今の職場で試してみるべき対処法と、転職を決断した場合の前向きな伝え方、そして次の職場で同じ悩みを繰り返さないための職場選びのポイントを教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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上司と合わないから転職は珍しくない! 業務への支障で判断

上司と性格が合わないこと自体は珍しくなく、それが転職のきっかけになることは十分にありえます。

ただし、転職を含む意思決定は性格の不一致を原因ではなく、業務遂行への支障として客観化できるかがカギです。

まずは、相手の言動がどの業務にどの程度の影響を与えているかを事実ベースで記録してみましょう。

①指示の不明確さには確認質問テンプレ(目的・優先度・期限・判断基準)で先回りしておく

②叱責に萎縮するなら、面談を申し込み、成果の出し方の期待値を5項目以内で合意しておく

③直接対話が難しい場合は、メール・議事録・タスク管理ツールで合意の可視化を進める

上記に加え、人事・メンターといった第三者に「解決のための行動案」を相談し、社内異動やプロジェクト単位の環境調整の可能性も探ると選択肢が広がります。

転職理由は学びとして前向きに語ろう!

もし社内異動などが難しく、転職を選ぶなら、面接では「上司と合わない」ではなく、「期待値の非対称を可視化し、改善策を打って、なお価値提供が限定的だった」ことを伝えるのがポイントです。

そして、「今後はこう設計すれば再現的に価値を出せる」という学びに言い換えましょう。

次の職場選びでは、評価基準の明文化、1on1の運用、離職率・上司のフィードバックスタイルなど心理的安全性の実態を事前に確認すると、同じ悩みの再発を防げます。

国家資格キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー

百田 千穂

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まず上司とのかかわり方を調整してから転職を検討しよう

上司の方と性格が合わず、転職も視野に入れておられるとのこと。さぞ、悩ましい日々を過ごされているのではないでしょうか。

実は、上司との相性で悩む方は少なくありません。なぜなら、組織における人間関係は、仕事内容と同じくらい職場の満足度を左右する要素だからです。

かかわり方の調整でストレスが軽減できるかを先に見極める

まず、転職を考える前に一度試してほしいのは、上司の方との距離の取り方を調整することです。

必要以上にかかわらず、報告や相談は簡潔に。相手を変えるのは難しくても、自分のかかわり方を変えることでストレスが軽減する場合があります。

また、同僚や別部署の先輩など、信頼できる第三者に相談してみるのも一つの方法です。

転職理由は前向きな表現を心掛けよう

それでも改善が難しい場合、転職は立派な選択肢です。

面接での伝え方としては、「上司と合わなかった」と言わず、「より円滑にチームで成果を出せる環境を求めた」「これまでの経験を活かしてキャリアアップを目指したいと思った」など、前向きな表現に言い換えましょう。

次の職場選びでは、面接時に社員同士のコミュニケーションや上司のマネジメントスタイルについて質問してみると良いでしょう。

見極めのポイントは、「何を言うか」よりも「どんな反応が返ってくるか」です。なぜなら、ここに組織の文化が表れるからです。

環境を変えることは逃げではなく、自分を守るための大切な決断です。焦らず、そして心地良く力を発揮できる場所や環境を探していきましょう。

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