Q
大学3年生
男性
IT業界のインターンシップに、未経験の大学生が参加するのは無謀ですか?
文系の大学生です。これまでITを学んだ経験はありませんが、将来はIT業界で働きたいと考えています。そのため、スキルを身に付ける目的でインターンに参加したいと思っています。
ただ、「未経験歓迎」と書かれていても、本当に知識ゼロの状態で参加して良いのか、企業の迷惑にならないか不安です。
未経験の大学生がITインターンに参加するのは無謀でしょうか? 参加前にやっておくべき準備や、未経験でも安心して参加できるインターンの選び方を教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
IT未経験で無謀ではない! 事前学習や準備がカギ
未経験の大学生がIT業界のインターンへ挑むのは無謀ではありません。むしろ学習と実務の橋渡しを前提に設計された育成型インターンを選べば合理的です。
応募前に、HTML・CSSの基礎と簡単なJavaScriptやPythonの入門、Git/GitHubの使い方、ターミナルの超基礎、READMEの書き方を最低限触れておくと受け入れ側の負担を減らせます。
小さくても良いので、チュートリアル写経+自作の微小機能を1つ加えた成果物をポートフォリオ化し、「課題にどう向き合い、どこで詰まり、どう解消したか」を学習ログに残しておくと、評価されやすいです。
スピードより正確さが未経験者の武器となる
インターンを選ぶ基準は、メンター有無、オンボーディング手順、課題の難易度勾配、レビュー体制、稼働日数と学業両立のしやすさ、採用直結性。可能な範囲で事前に確認したうえで臨みましょう。
現場では、質問は再現手順・期待結果・試した対処・ログを添えて簡潔に、Issueで管理し、期限と品質のトレードオフを早めに共有する姿勢が信頼を生みます。
速く作るより、正しく続ける。この心がまえが未経験者の最大の武器になります。
未経験でも挑戦は十分可能! 意欲が最大の武器になる
結論から言うと、まったく無謀ではありません。むしろ、「未経験だけれど挑戦したい」その気持ちこそが、IT業界へ進む第一歩です。
実際、文系出身でIT業界に進む人は少なくなく、企業側も学びながら成長できる人を歓迎しています。
未経験者は学ぶ姿勢と事前準備が特に見られる
未経験で参加する場合に重要視されるのは、できることではなく「学ぶ姿勢と事前準備」です。プログラミングやシステム開発の知識がゼロでも、業界や職種の構造を理解しておくと、吸収力がぐんっと上がります。
たとえば、エンジニア、SE、営業などのIT業界の主要職種や、「要件定義→設計→テスト」といった開発の流れをざっくり把握しておくだけでも有効です。
また、事前に無料の学習サイトでHTMLやPythonなどの初歩的なコードに触れてみるのもおすすめです。どんな作業をしているのかを体感しておくことで、理解度が格段に変わります。
未経験歓迎や業界理解が特徴のインターンを選ぼう
インターンを選ぶ際は、「未経験歓迎」や「教育・サポート体制あり」と明記されている企業を選ぶと良いでしょう。内容も、「実務体験型」よりも「業界研究・職種理解」を目的としたプログラムから始めるのが安心です。
IT業界は変化が速く、学び続ける姿勢が何より評価されます。未経験であっても、「これから学びたい」という意欲が伝われば、あなたの勇気ある一歩は立派な挑戦になります。
以下の記事では未経験からIT業界への就職を実現する方法を解説しています。必要なスキルや対策方法なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。
あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう
インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
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