Q

大学2年生
男性

理系の2年生からインターンに参加するメリットはありますか?

理系の大学2年生です。周りではまだ就職活動の話が出ていませんが、将来のことを考えると、今から動くべきか悩んでいます。

3年生の夏にインターンに参加する人が多いと聞きますが、2年生のうちからインターンに参加するメリットはあるのでしょうか? 専門知識もまだ浅く、企業で通用するのか不安です。

もし参加するなら、どのようなインターンを選ぶべきでしょうか? 期間や内容の選び方、2年生でも応募できるインターンの探し方について知りたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

プロフィールを見る

理系2年でインターン参加はメリット大! 職種理解を深めよう

理系2年生のインターン参加は十分メリットがあります。早期に現場の研究・開発プロセスへ触れることで、専攻や研究室選びの解像度が上がり、以後の履修計画やテーマ設定に波及効果が出るからです。

狙いは内定直結よりも職種理解。期間は、学期中は1日~数日の職場見学/プロジェクト体験、休暇中は1~2週間の就業型を検討してみましょう。

応募要件には基礎力が多いため、事前準備は数学・物理・化学の要点復習、Pythonや MATLAB/CADの入門、Gitの基本操作、安全衛生教育、技術英語の報告・問い合わせの定型文を押さえておくと安心です。

役割はデータ整備、評価試験、ドキュメント作成などから入ることが多いです。

貢献のコツは「観察→仮説→実験→記録」を短サイクルで回すこと。

学業優先で! 成果はガクチカに転用しよう

学業優先は大前提なので、実験や必修と衝突しない日程を選び、成果は「状況・課題・行動・結果」のSTARで言語化してガクチカに転用しましょう。

探索フェーズでは大学キャリアセンター、学科掲示、企業サイトの学生向けイベント欄が入口になります。

キャリアコンサルタント/公認心理師

吉野 郁子

プロフィールを見る

早期インターンは将来の選択肢を広げる大きなチャンス

多くの学生が3年生になってから就職活動を意識し始めますが、理系の2年生からインターンに関心を持つのは、非常に前向きで戦略的な行動と言えます。

2年生の段階でインターンに参加する最大のメリットは、社会との接点を早く持てることです。

研究や専門科目が中心になる理系では、大学内に閉じこもりがちになることも少なくありません。

実際の企業で働く雰囲気を早い時期から体感することで、「自分が学んでいることが社会でどう活かされるのか」を、長い時間をかけてじっくりと体感できます。

その結果として、将来の研究テーマや就職先選びへの良い影響を期待できます。

知識が浅くてもOK! スキルよりも学ぶ意欲が評価される

また、2年生のうちは知識が浅くても問題ありません。企業側もその前提でプログラムを設計しており、見学型・体験型の短期インターンが多いのが特徴です。

おすすめは、半日〜数日程度のプログラムや、職場見学・研究所ツアー型のインターンです。2年生のうちは、専門スキルよりも興味を持って学ぶ姿勢が評価されます。

探す際は、大学のキャリアセンターやマイナビ・リクナビなどの低学年向けインターン特集をチェックしてみてください。オンライン開催も多く、気軽に参加できるでしょう。

早く動くことで、自分の得意・不得意や興味分野をより深く把握でき、3年生以降の研究・就活に大きなアドバンテージが生まれます。2年生だからこそできる、試す・知る・感じる機会を大切にし、一歩を踏み出してみましょう。

以下の記事では、インターンに参加するメリットやインターンの選び方などを解説しています。インターンについてあまり理解できていない人は、事前にチェックしておきましょう。

あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう

インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。

そんな時は「適職診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。

こんな人に「適職診断」はおすすめ!
インターンの志望先を決められない人
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア