Q
大学4年生
男性
応募書類を入れる封筒の宛名書きは、どのようなペンを使うべきですか?
応募書類を郵送する際、封筒の宛名を書くときに使うペンについて悩んでいます。
普段使っているボールペンでも問題ないのか、それともサインペンや万年筆のほうが印象が良いのでしょうか?
また、青などの黒以外の色を使うのはマナー違反になるのかなど、基本的なマナーについても不安です。
採用担当者に丁寧な印象を与えるために、宛名書きにふさわしいペンの種類・色・太さなど、選び方のポイントを教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
応募書類の封筒には油性の黒サインペンで書こう!
応募書類封筒の宛名は、にじみにくい油性の1.0mm前後の黒サインペンか、濃い黒インクの0.7mm前後の油性ボールペンが無難です。
色は黒一択、青や薄墨は避けます。縦書き封筒なら縦書き、洋封筒・長形なら横書きが自然です。
郵便番号は枠内に算用数字、住所の数字も算用で統一し、丁目・番地・号はハイフンではなく「ー」ではない正式表記を意識するとしっかりした印象を持たれやすいです。たとえば、「1丁目2番3号」のような形です。
敬称は「会社名(学校名)+御中」、個人名がわかるときは「部署名 氏名 様」。部署宛のみで個人不明なら「御中」が基本です。
修正液は使用せず、書き損じは新しい封筒にしましょう。
まっすぐ丁寧に書くひと工夫をするのもおすすめ
裏面左下に差出人住所氏名を明記し、封かんはのり+テープで剥離防止、封緘印は不要です。同封の送付状には案件名・同封物一覧・日付・差出人連絡先を記載しておくのが安全。
仕上げに、宛名は一回り大きく中央に配置し、枠と平行にまっすぐ書くために下敷きや薄いガイド紙をうち側に入れると、読みやすくきれいに仕上がるのでおすすめですよ。
封筒の宛名書きは黒の油性ペンを選ぶのが基本
封筒の宛名書きは、採用担当者に丁寧な印象を与えるためというよりも、まず郵便局のスタッフが間違えずに、確実に届けられるようにするためと考えましょう。
そのため、雨でにじむ水性ペンや、摩擦熱で文字が消えるフリクションペンの使用は避けます。一般的には油性ペンを使うのが安心です。
読みやすさと確実な配送を意識して太さにも配慮しよう
ペンの太さはより正確に、読みやすく書けるかを基準に選びましょう。「0(ゼロ)」と「6(ろく)」、「1(いち)」と「7(しち)」など、似た形の数字が判別しやすい太さを意識してください。
インクの色は、マナー上は青でも問題ありませんが、実際に青で宛名を書いている例は見かけません。黒が最も一般的で、ペンの種類や太さの選択肢も豊富です。特別な理由がなければ黒を選びましょう。
また、「赤文字で『履歴書在中』や『応募書類在中』と書く」といったアドバイスもあります。これも郵便局員が誤配を防ぐための工夫です。
実際、私の勤務先にも、他社宛ての応募書類が誤って届いたことがありました。その封筒には「履歴書在中」と赤で書かれており、「これは大事な書類だ!」とすぐに気付いて郵便局へ持ち込み、無事に届け直してもらえました。
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