Q

大学3年生
女性

正社員がアルバイトを掛け持ちする際は、どのようなルールありますか?

将来の働き方を考えるなかで、「正社員をしながらアルバイトを掛け持ちする」ことに興味があります。

社会人になったら、収入を増やしたり、新しい経験を積んだりするために、副業をしてみたいと思っています。

ただ、会社にバレてトラブルになることや、本業に支障が出たりしないかなど不安です。

実際に、正社員がアルバイトを掛け持ちすることは可能なのでしょうか? また、その場合に注意すべき点や、やってはいけないことがあれば教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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正社員のアルバイト掛け持ちは就業規則を確認しよう!

正社員がアルバイトを掛け持ちすること自体は可能です。

ただし、必ず就業規則・雇用契約・競業避止義務の3点を確認してください。 多くの会社は、事前の届けにより本業に支障がない範囲での副業可か、原則禁止です。

許可が前提の場合でも、以下の4つが基本線です。

①本業の勤務時間・健康管理に影響を与えない

②会社の設備・情報・時間を副業で使わない

③競合・顧客のカニバリや利益相反を起こさない

④機密情報を守る

社会保険・税務面では、住民税や確定申告で副収入が見えるため、隠す選択肢は現実的ではありません。

健康と信頼を最優先にキャリア設計しよう!

実務のコツは、平日夜・休日の上限時間を決め、月次で稼働・収入・疲労度を可視化すること、本業の繁忙期は一時停止できる契約形態にすること、雇用型より成果物・業務委託中心にして柔軟性を確保することです。

最近は柔軟性の高いアルバイト形態の企業もありますから、そういった求人を選ぶことも1つのコツです。

まずは社内の手続と線引きをクリアにし、健康と信頼を最優先に設計しながら、自分のキャリアをより良いものにしましょう!

キャリアコンサルタント/公認心理師

吉野 郁子

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正社員の掛け持ちには会社の規定と本業優先の原則がある

副業についてのルール・社内規定は、所属先によってさまざまです。

一番大変なのは、時間の捻出と体力・気力です。正社員勤務でも、1カ月の残業が45時間を超えると健康被害が懸念されます。副業をする事によって疲労困憊してしまっては、本業に支障が出ますね。

アルバイトも、社会人になってすぐは、学生アルバイトと変わらない業務・時給しか選べないでしょう。

本業を頑張ることが収入・経験値アップの近道

社会人として収入を増やす・新しい経験を積むために一番おすすめなのは、本業を頑張ることです。

月の残業時間を25時間と想定して時給換算すると、年収300万円→時給1351円、年収400万円→1802円、年収500万円→2252円となります。

本業の年収を上げる、そのためには任された仕事で実績を出すことが、一番の収入アップとスキル向上になります。

また、新しい経験を積み、視野を広げ、実力を高める方法はたくさんあります。勉強する、人脈を広げる、本を読む、旅をする……。インプットをすることと、マネタイズできるアウトプットをすることは、また別です。

人生を充実させる方法は副業に限りません。まずは本業に打ち込みながら、どんな自分に成長したいかを考えていくことをおすすめします。

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