Q
大学3年生
男性
インターンシップとアルバイトの両立は可能ですか?
就職活動の一環でインターンへの参加を考えていますが、生活費のためにアルバイトも続けていて、両立できるか不安です。
特に長期インターンの場合、週に数日の勤務が必要になると聞き、アルバイトとのスケジュール調整が難しいのではないかと心配しています。
インターンとアルバイトを両立している学生は、どのように時間を管理しているのでしょうか? 学業や体調に無理のない両立方法が知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
両立の可否は何を優先するかで決まると考えよう
インターンとアルバイトの両立を、無理のない範囲でおこなえないかというご質問ですね。将来のための経験と現在の生活費の確保はどちらも重要であり、悩ましい問題です。
まず重要なのは、ご自身が働きたい業界内でインターンを探すことです。その際、ぜひ「有給の長期インターン」を探してみてください。
有給インターンであれば、そこで報酬が得られるため、現在のアルバイトの時間を減らすことが可能です。
これにより、アルバイトの時間をインターンに充てても収入が確保でき、志望業界での実務経験も積めるという、理想的な両立が実現しやすくなります。
これは単なる経験にとどまらず、具体的なスキルアップや業界理解を深める絶好の機会となり、ご自身の就職活動を有利に進める要因となるでしょう。
アルバイトを優先する場合は両立が難しいことも
逆に、「アルバイトのシフトを最優先する」という考え方の場合、両立は難しくなるかもしれません。
人気のインターンほど、企業側も学生に一定のコミットメントを求めます。アルバイトを優先するあまり、インターンでの経験が浅くなってしまっては本末転倒です。
場合によっては、インターンを基軸にアルバイト先を再選択する必要も出てくるでしょう。
あなたの就職に対する考え方、つまり「何を最優先にするか」によって、両立の仕方は変わってきます。ご自身の軸を定めて検討することが大切です。
両立の成否は無理のない働き方の設計で決まる
インターンの内容の詳細は企業によってさまざまです。
長期インターンの場合でも、アルバイトと並行しておこないたい理由を事前にしっかりと企業に説明すると、日数や時間を調整していただける企業もあります。
そして、長期インターンは、金銭の報酬が発生するインターンもあります。金銭の報酬が発生するインターンであれば、生活費の心配も減るのではないでしょうか。
とは言っても、アルバイト先の勤務体制もあると考えますので、ご自身の現在の状況に合わせて、参加するインターンを選んでいくと良いでしょう。
先に生活リズムをシミュレーションするのがおすすめ
また、インターンとアルバイトを詰めて入れすぎて、学業や自分の体調を崩さないようにすることも重要です。
はじめにどんな状態であると学業と体調も崩さず、アルバイトとインターンを両立できるかを日数や時間も含めてシミュレーションをしてから、行動をおこすのが良いと感じます。
どのようにシミュレーションしたら良いかわからない場合は、インターンとアルバイトの両立を上手にしていると感じる友達に、工夫していることなどがあるかなどを聞いて、情報を集めるのも良いでしょう。
あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう
インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
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