Q

大学4年生
男性

最終面接の辞退はできますか?

数日後に企業の最終面接がある企業があるのですが、ほかの企業から内定をもらえたため、辞退したいと考えています。

しかし、「最終面接を辞退するのは非常識だ」「せっかく最終面接まで進んだのにもったいない」という意見を聞き、迷っています。最終面接まで進んでおいて内定を辞退するのは、企業に非常に迷惑をかける行為ではないかと罪悪感もあります。

最終面接を辞退することはできるのでしょうか? できる場合、メールと電話どちらで連絡するべきか、具体的な連絡のマナーや、企業に辞退の旨を伝える際のポイントを教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

久野 永理

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最終面接の辞退は可能! ただし丁重な連絡が必須

最終面接をやむをえず辞退することは可能です。

ただし、これまで選考のために時間を割いてもらったことへの感謝と謝罪を込め、丁重にお断りすることがマナーです。

連絡しやすい手段は人それぞれだと思いますが、企業側としては記録が残るメールでの連絡が望ましいです。学生側も落ち着いて文章を考えられるというメリットもあります。

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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最終面接の辞退は非常識ではなく納得の選択をするための一歩

最終面接まで進んだ企業を辞退したいというお気持ち、とても理解できます。

「ここまで進んだのに失礼かな」「迷惑をかけるのでは」と不安になるのは、それだけ真剣に向き合ってきた証です。ただ、就活はあなたの人生を選ぶプロセスです。

内定先に納得しているなら辞退はもちろん可能で、非常識とみなされることはありません。採用担当としても、無理に進んで曖昧な結果になるより、早めに誠実に意思を伝えてくれるほうが助かります。

辞退を決める前に貴重な学びの場として受ける選択肢も考えてみよう

一方で、最終面接は「ただ内定を出す場」ではありません。普段なかなか直接話すことがない経営層の考えを聞ける、貴重な学びの機会でもあります。

ある学生は、辞退を迷いながら最終面接を受け、経営者の意思決定や事業観に触れたことで、社会に出たときの視野が広がり、「受けて良かった」と振り返っていました。

社会に出る練習という意味でも、場を経験してみる選択肢はあります。

まずはメールで連絡して必要に応じて電話で補足しよう

辞退を決めた場合は、まずメールで感謝と辞退理由を丁寧に伝え、その後必要に応じて電話で補足する形が良いです。

気持ちに正直であることが、結果的にあなたのキャリアの一歩につながります。納得のいく決断をしていきましょう。

最終面接における頻出質問や回答方法は以下の記事で解説しています。突破して内定を獲得するためにも、事前に以下の記事をチェックしておきましょう。

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