オープニングスタッフの面接では「なぜ新しいお店の立ち上げにかかわりたいのか」を明確に伝えることが大切です。経験の有無よりもゼロからお店を作り上げる意欲や協調性、柔軟な対応力をアピールできると好印象です。

オープニングは環境が整っていない中で準備や工夫を重ねる必要があるため「自分の力で良いお店を作っていきたい」「チームの一員として支えたい」という前向きな姿勢が評価されます。

未経験者であっても「一から学んで成長したい」「顧客に喜ばれるお店づくりに貢献したい」という意欲を具体的に伝えることが重要です。

新しい環境で主体的に動ける姿勢を示そう

志望動機の例文です。

「お店の○○というコンセプトに大変共感しています。オープニングスタッフとして、お店の立ち上げに携われる点に大きな魅力を感じ応募しました。

新しい環境のなかで、チームの一員として一からお店を作っていくことにやりがいを感じています。

未経験ではありますが指示を待つだけでなく自分から学び行動することでお客様に信頼されるスタッフを目指します。

新しいお店が地域の方に愛されるよう笑顔と丁寧な対応を大切にしながら貢献していきたいです。」

このようにお店の魅力と共に「お店と一緒に成長したい」「チームの一体感を大切にしたい」という想いを自分の言葉で伝えることで、未経験でも誠実さと熱意が伝わる志望動機になります。

お店をゼロから作っていくのがオープニングスタッフでありあなたがその条件に魅力を感じたのですから、そこに必要な能力や性質はわかっているのではないですか。

何も決まっていないところからいろんなルールを決め、システムを作りながら自分たちの力で全てを作り上げていく仕事は確かに魅力的です。それに必要な力とはどんな力でしょうか。どんなスキルが必要でしょうか。

それを一つずつ挙げてみて自分がその人物像にどう当てはまっているか、どういったポジションにふさわしいかをアピールすればいいのではないでしょうか。

ゼロから仕組みを作った経験や協働で成果を出した事例を示そう

またそれにふさわしい人材とわかってもらえるような過去の経験、エピソードなどを具体的に述べることができればもっと可能性は高まると思います。

たとえば学生時代にゼロからイベントを起ち上げた経験や、アルバイトでも異業種でもいいので人と協働して何等かの成果を出せた事例などが良い材料になるでしょう。