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成長性を志望動機にするにはどうすればいいですか?
ベンチャー寄りの企業で就活をしているのですが、会社の成長性を志望動機にして伝えるにはどうすれば良いでしょうか?
私は、企業選びの軸として、その会社が発展する余地があるかどうかという点を重要視していて、今後の自分のお給料とかキャリアにかかわってくるだろうし、できれば成長性の高い企業が良いと考えています。
でも、企業にとって成長性が高いからという理由は志望動機として響くのかなと不安にも思っていて、志望動機としての良い伝え方とかポイントがあれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ベストアンサー
自分視点の会社の成長性だけを伝える内容にならないように注意しよう
「成長性が高い」という理由を志望動機としてどう伝えるか、ということについてですね。大切なのは、質問者さんの希望だけを伝えても相手(会社)はあなたに魅力を感じないということです。
よくある志望動機NGパターンは「御社は◯◯が素晴らしく、◯◯という分野においてトップの位置を占めており、創業以来成長し続けているのでー」のように「私は御社のここが良いと思った」だけを書き連ねたものです。
なぜこれがNGなのかというと、会社側からすると「あなたがうちを素晴らしいと思ったのはわかったけど、こちらはあなたのことが全然わからない。あなたがどういう人かわからなければ、採用して良いのかどうか判断できない」と思うからです。
つまり「会社に成長性がある」と思っていることは質問者さん視点の情報です。ここに「自分はこういう長所があり、こういう人間で、これまでこういう経験をしてきました。だから御社のこういう環境で成長に貢献できると思います」という、相手が欲しい視点の情報を合わせて伝えることが志望動機の効果的な書き方です。
自分の強みが会社にとってどんなメリットになるかも盛り込もう
自分のことをアピールするのは自己PRじゃないのか、と思うかもしれませんが、志望動機も自己PRの一部です。なぜその会社に入りたいと思ったのか、自分視点で会社のどういう部分が魅力的だと思ったかを述べましょう。
さらに自分にはこういう長所があり、その会社で自分の長所を活かして活躍できると思った、というのが自分の視点と会社の視点両方を踏まえた志望動機のフレームワークです。ぜひこの点を意識して書いてみてください。
なぜ成長性があると感じたかを自分の言葉で説明できることが大切
成長性に惹かれたという志望動機は、応募先企業にとっても響く言葉であり、志望動機で取り上げるテーマとしてとても良いでしょう。自分の給料も上げていきたい、という野心も素敵なことですね。
魅力的にするポイントとしては「どうして成長性があると感じたのか」を自分の言葉でちゃんと説明することです。
そのためには、国内外の経済動向、業界研究、応募先企業のビジョンや社長のリーダーシップなど、たくさんのことを調べて、言葉にしていくことが必要となります。それだけのしっかりした企業研究をして臨めば、必然的に強い志望動機になるでしょう。
企業の強みや成長の背景にどんな苦労があるのかも考えてみよう
そして、応募先企業が今後とも成長していくためには、自分はどのように努力していく決意か、発揮できる自分の持ち味は何か、も伝えていきましょう。
会社の成長性はエスカレーターのように、勝手に進んでいってくれるものではなく、その成長性にただぶら下がっているだけの社員も求められていません。
また、外部からは順調に成長しているように見えても、内部から見れば、その成長性には血と汗と涙の苦労や、努力を積み重ねた背景が存在するのです。応募先企業の「成長」という美しさの陰にどんな苦労があるのか、その点もしっかり研究して作成してみてください。
エントリーシートや面接などそれぞれの選考における志望動機の伝え方について悩む人も多いでしょう。以下の記事では就活のプロであるキャリアコンサルタントが、人事に刺さる志望動機の作り方を解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
エントリーシートの志望動機について
面接での志望動機について
どんな志望動機でも高評価を得るためには伝え方の構成が大切です。以下の記事では志望動機の構成の手順をキャリアコンサルタントとともにわかりやすく解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
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