この記事のまとめ
- 英語の志望動機で大切なのは即戦力をアピールすること
- 3つの内容を盛り込めば即戦力になるアピールができる
- 英語の志望動機の例文3選も紹介
- 志望動機作成ツール
たった3分で選考通過率の高い志望動機が完成!
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英語の志望動機を書く必要があり、頭を抱えている人も多いかもしれません。「どうやって英語で書けば良いの?」「日本語の志望動機を英訳すれば良いのかな?」と内容や表記方法に悩まされますよね。
英語の志望動機を作成する際は、盛り込むべき内容や気を付けるべき点が多くあります。日本語の志望動機とまったく異なる点もあるので、英語の志望動機ならではのポイントを押さえて作成していきましょう。
記事では、キャリアアドバイザーの木村さん、隈本さん、渡部さんと英語の志望動機を作成する方法を解説していくので、参考にしてくださいね。
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英語の志望動機は「即戦力」になることを示すことが不可欠
日本語の志望動機では「なぜその会社を受けるのか」が明確かどうかが見られることが多いです。対して英語の志望動機では、「即戦力」になる人材であることをアピールすることが大切です。
即戦力をアピールできないと、「この人材を採用するメリットがない」と思われてしまい、評価の対象にならないこともあるので、しっかりアピールができるように志望動機を作成していきましょう。
志望動機を英語で書く場合、上記に加えて、応募する企業の現状に対する分析力も見られます。そのうえで、自分に貢献できることとやりたいことを客観的な視点で、明確かつ説得力のある英語表現で伝えられるかがポイントとなりますよ。
記事では、英語の志望動機を作成する方法を4ステップに分けて解説していきます。まずは志望動機を書く手順を心得ましょう。そのうえで、企業の採用担当者の観点を踏まえて、目を引く志望動機を作成するコツを説明します。ほかの就活生と差別化するためにしっかりとチェックして、盛り込んでみてくださいね。
併せて例文3選も紹介するので、実際に志望動機を作成する際はぜひ参考にしてください。
志望動機以外も含めた、英語の面接全般の対策方法はこちらの記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
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外資系企業などで課される英語の面接。「日本語の面接と何が違うの?」「どこまでの英語力が求められるの?」などと、日本語の面接以上に不安を感じるのではないでしょうか。記事では、キャリアコンサルタントと英語面接の攻略法を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
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そもそも日本語で志望動機を作成したことがない、日本語の志望動機の作り方も知っておきたいという人は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
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そもそも英語の志望動機が必要となるケースとは
皆さんの中には、「英語で志望動機を書く練習をしたいけど、どんなときに役立つのかな?」「今志望動機を英語で書こうとしているけど、ほかの企業でも使えるのだろうか」と考えている人もいるかもしれませんね。
まずは、そもそもどのようなときに英語の志望動機が必要なのかを解説していきます。ここで解説する企業や職種を受ける場合は英語の志望動機を作成する必要があるのだと、心構えをしておきましょう。
業務上英語が必須となる企業を受ける場合
業務上英語が必要になる企業を受ける場合、当然ですが英語が使えなければ仕事にならないことから、英語力を測るために英語の志望動機が必要になることがあります。具体的には以下のケースです。
英語の志望動機が必要となるケース
- 外資系企業を受ける
- 国際機関を受ける
- 公用語が英語である企業を受ける
もちろん海外の企業を受ける場合も英語の志望動機が必要になりますが、国内の企業を受ける場合はこの3つのケースで英語の志望動機が必要となると押さえておきましょう。
エントリーシート(ES)は日本語にもかかわらず、面接はすべて英語でおこなわれることもあります。書類選考と面接、いずれも英語で用意する必要がないか、企業ホームページ(HP)や就活の口コミサイトなどでチェックしておきましょう。
海外赴任が前提となる商社やメーカー、海外向けの商品を扱う旅行代理店では、英語で志望動機を作成しなければならない場合があります。
商社では実際どのくらいの英語力が求められるのか、気になる人もいるのではないでしょうか。次の記事で商社が求める英語のレベルについて詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
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まずは志望動機を英語で作成する4ステップを押さえよう
志望動機を英語で作成する4ステップ
- 志望動機を日本語で作成する
- 英語に翻訳する
- カバーレターのスペースに合うように文字数を調整する
- 文法や綴りなど細かい部分を見直す
それでは、実際に志望動機を英語で作成する方法をチェックしていきましょう。英語の志望動機は4つのステップを踏むと作成することができます。
「英語で作成できる自信がないな……」と思っている人も、ここで解説する方法で、一つずつクリアしていけば作ることができますよ。
①志望動機を日本語で作成する
普段から英語で会話している人以外は、最初から英語の志望動機を考えるのは至難の業です。そこで、まずは志望動機を日本語で作成しましょう。
志望する理由、その根拠となる内容、締めの言葉をそれぞれ日本語で作成していきます。具体的に盛り込むべき内容は後ほど解説します。
②英語に翻訳する
日本語で志望動機を作成したら、英語に翻訳します。翻訳アプリケーションなどを使用すると、誤訳があるかもしれないので、できれば英語の添削をしてくれる専用のサービスを利用することをおすすめします。
おすすめの添削サービスは記事の後半で紹介しているので参考にしてくださいね。
- キャリアアドバイザーに依頼すれば英語の志望動機を添削してもらえるのでしょうか?
人によるので経歴やスキルをチェックしてみよう
日本の国家資格者(キャリアコンサルタント)の場合、資格認定に英語力は不問になっているので、できる人とできない人がいます。
公的機関のアドバイザーや大学のアドバイザーでも同じ状況かと思います。
翻訳はできたとしても、適切な表現やニュアンスを踏まえた添削指導は、慣れている人でないとなかなか難しいので、アドバイザーの出身企業や業界、海外人材の英語での採用経験、英文履歴書の指導経験などを聞いたうえで、できる人に依頼してください。
③カバーレターのスペースに合うように文字数を調整する
英語の志望動機は、通常履歴書に添付する「カバーレター」に書くことになります。日本語で言う送付状のことで、履歴書を読んでもらうための大切な書類です。
カバーレター全体としては、A4サイズの半ページから1枚以内に収まるように書く必要があります。志望動機を書く場所はイラストの通りで、皆さんが思っているよりスペースが狭いかもしれませんね。志望動機は3、4パラグラフ程度で書くようにしましょう。
カバーレターの選考への影響度は企業によって異なります。志望動機よりも、経験やスキルを重視する外資系企業では、特に重視されません。ただいずれにせよ、評価にかかわると認識したうえで、気を抜かずに作成する必要があります。
④文法や綴りなど細かい部分を見直す
英語の志望動機は、特に文法や綴りなどの細かい部分をチェックされます。そのため、ケアレスミスがないか丹念にチェックしましょう。
文法においては、特に時制の誤りが多いため、過去形、現在進行形、未来形などがしっかりと守れているか確認してください。
文法や綴りをチェックできるアプリがあるので、それを用いてチェックすることをおすすめします。
文法や綴りをチェックできるおすすめのアプリ・サイト
- Grammarly(App Store/Google Play)
・入力したデータのセキュリティも確保されている
・精密なスペルチェックと文法チェックがなされる
・読みやすい文章にするための提案機能がある - GingerPage
・スペルのチェックに加え、辞書・翻訳・類語検索機能がついている
・文脈に合わせてチェックをしてくれる
誤字脱字や文法の誤りにはくれぐれも注意してください。
志望動機はその企業への入社熱意を伝えるものですが、文法やスペルをチェックせずに提出している時点で志望意欲を疑われてしまいます。
アドバイザーコメント
渡部 俊和
プロフィールを見るカバーレターは企業に送る手紙だと考えて丁寧に作成しよう
カバーレターは相手に自分への関心を持ってもらうために、最初に目にしてもらう重要な手紙です。
日本で使われる形式的な「添え状」とは形は似ていつつも役割が異なり、本当にしっかり書かれた「手紙」という感じです。
そのため、必要な要素を漏らさず明確に記載する必要があります。
スペルミスや細かな文法、時制の誤りなどはよくあるミスですが、非常にもったいない印象になるので注意しましょう。フォントなども読みやすいものにすると良いです。
簡潔でわかりやすく、一読してわかる内容にしよう
また、一文が長くなりすぎたり、難解な言葉を使ってしまうケースもありますが、簡潔にわかりやすく表現すべきです。
文字数やスペースの部分も注意し、段落を分けて情報を整理しながら、担当者が一読でわかるよう簡潔にしてください。
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企業は何を見ている? 英語の志望動機で特にチェックされる内容
英語の志望動機で特にチェックされる内容
- 入社後に活かせる具体的な強みやスキル、経験があるか
- 具体的なビジョンを持ち、それが企業にマッチしているか
では、実際に英語の志望動機に盛り込む内容を考えていきましょう。英語の志望動機独自の企業の観点があるため、日本語の志望動機と同じように書いてしまうと、選考に通過しにくくなってしまいます。
英語の志望動機を通して企業側が何を見ようとしているのかを知り、高評価を得られる志望動機が書けるようにしていきましょう。
①入社後に活かせる具体的な強みやスキル、経験があるか
繰り返しになりますが、英語の志望動機が求められる外資系や国際機関などの企業では、「即戦力になるか」を見られています。つまり、入社後に活かせる具体的な強みやスキルがあるのか、業務に活きる経験をしてきたのかということを見ているのです。
たとえば、コンサル業界では、顧客の課題を解決する力が必要となるため、「関係者と信頼関係を築きつつ主体的に課題を解決した」経験があるかなどを見られていることがあります。
海外ではあいまいな表現よりも具体的に伝えることが好まれる傾向にあり、英語の志望動機を課す外資系企業などはその文化がある傾向にあります。そのため、強みやスキルなどはできるだけ具体的に伝えましょう。
たとえば個性の強い国際色豊かな人材の中でも相手を否定せずに率直に議論ができ、仲間と協力して共通の課題に取り組み、辛抱強く努力できる能力などが重宝されています。
②具体的なビジョンを持ち、それが企業にマッチしているか
たとえ強みやスキルがあったとしても、応募者のビジョンが企業の方向性にマッチしていなければ、企業で活躍できる人材になるとは考えにくいです。そこで、即戦力になるかを確認するために、応募者と企業のビジョンのマッチ度も重視されます。
たとえば中小企業の海外進出支援に力を入れている経営コンサル業界であれば、「視野の広さと相手に寄り添う力を活かして、中小企業の海外進出に貢献する経営コンサルタントとして活躍したい」などと伝えられると良いです。
また、ビジョンのマッチ度も、強みやスキルと同様、できるだけ具体的に伝えると、英語の志望動機を課す外資系企業などの社風にマッチします。
アドバイザーコメント
渡部 俊和
プロフィールを見る募集要件に合っている人材であることをしっかりとアピールしよう
外資系企業などでは、ジョブ・ディスクリプション(職務分掌)に沿って募集が厳密になされているので、募集している要件に合致している人材なのかどうか、ということがまず確認されます。
何を学んだのか、資格や経験は、といったところを、なるべく募集要項にある言葉と同じ言葉を使って、「要件をクリアしている」ということを始めに明確にしておくことが大切です。
プロセスよりも「何ができるか」という結果面のアピールをしよう
日本の場合はプロセス重視で、なぜ志望するに至ったのか、過去の経験や内的な経緯を具体的に掘り下げることが多いように感じますが、欧米企業はそこまでの根拠を求めない傾向があると思います。
今現在のスキルと意欲が証明されればよい、という結果重視のシンプルな一面があります。
日本企業の海外担当セクションなどの場合はその中間という印象です。
また、志望動機は「何がしたいか」と言う解釈と「何ができるか」という解釈がありますが、英文履歴書を求める企業は、より「何ができるか」「何にコミットしてくれるか」ということにウェイトを置いている印象があるので、意識してアピールしてください。
「即戦力」であることを示そう! 英語の志望動機に盛り込むべき3つの内容
英語の志望動機に盛り込むべき3つの内容
- 企業に共感したことは何か
- 企業に活かせる具体的なスキルや強みは何か
- 長期的に企業にどう貢献するのか
では実際に、即戦力であることを示すために英語の志望動機に盛り込むべき内容を解説していきます。
いくつかの例とともに併せて解説するので、具体的に書く内容をイメージしてみてくださいね。
加えて、「即戦力になること」を伝えること以外にも、より好印象になるポイントを解説していくので、併せてチェックし、採用担当者の目に留まる志望動機を作成していきましょう。
①まずは情熱を見せよう! 企業に共感したことは何か
日本語の志望動機も同様ですが、まずは冒頭で企業への入社熱意を示すことが大切です。外資系企業などの選考では、とにかく具体的に伝えることが大切だと解説しました。英語の志望動機では、企業理念や社風、商品、サービスなど、具体的な例を上げて共感したという熱意を示しましょう。
企業に共感したことを示す具体的な例を以下に挙げていくので、冒頭のパラグラフを作成する際の参考にしてくださいね。
入社熱意を伝えるという意味でも、自分が入社することで貢献できる経験や能力などを伝えることが重要です。
特に実力主義的な社風の企業の場合は、自分がいかに貢献できるかを企業側も知りたいので、最初に結論として記載しても良いですね。
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企業理念に共感した場合の例
企業理念に共感した場合の第1パラグラフの例
The vision of “Create value from various perspectives” which you state is the theme I have always cherished. I have been helping my uncle’s barber shop since I was an elementary school student. And realized customers ask not only to be beautiful but also to have a relaxing mood, enjoyable conversation, and others. So I began to think that I would like to create various values for people to be satisfied in the future.
<日本語訳>
御社の「さまざまな視点から価値を作り出す」という企業理念は、私が常に大切だと感じているテーマでもあります。
私は小学生の時から10年間、叔父の営む理容室を手伝っており、その際に顧客は綺麗になることだけでなく、リラックスした雰囲気や会話を楽しむことなども求めているのだと気づきました。
そこで私は将来、人々が満たされるさまざまな価値を作り出したいと考えるようになりました。
企業理念への共感を英語で示す際は、企業がその理念に至った経緯や当時の社会状況をよく調べましょう。
そして、時代背景を踏まえて自分なりの業界分析と企業分析をおこない、その理念と結びつく自分の個人的なエピソードとのつながりを共感として示すのがポイントです。
企業理念に共感する志望動機の作り方は、こちらの記事で詳しく解説しているので、併せて参考にしてくださいね。
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例文9選|志望動機で企業理念への共感を伝えて唸らせる4ステップ
志望動機に企業理念を盛り込むときは、差別化と具体性が必須です。企業理念の志望動機のメリット・デメリットを理解しつつ、高評価を得られる志望動機を作成しましょう。この記事では、企業理念の志望動機で差別化する方法や具体性を盛り込むコツ、避けるべき注意点を、キャリアコンサルタントと解説します。すぐに使える例文も紹介していますよ。
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社風に共感した場合の例
社風に共感した場合の第1パラグラフの例
I felt deeply touched by your corporate culture that accepts diverse values. My ideal work environment is being able to speak freely regardless of age or gender, and those are all accepted.
If each opinion is accepted fairly, it leads to self-confidence, and people can develop their strengths easier. It also makes the organization active,I believe. I am strongly attracted to your company in such an environment.
<日本語訳>
私は御社の多様な価値観を受け入れる社風に強く惹かれています。私の理想とする職場環境は、老若男女問わず自由に発言でき、意見を受け入れられるというものです。
それぞれの意見が公平に受け入れられれば、それぞれの自信につながり、より強みを伸ばしやすい環境になるのではと感じています。
組織の活性化にもつながると思うので、そのような環境にある御社に強く惹かれています。
社風に共感した志望動機を日本語でも書こうとしている人は、こちらの記事で書き方を詳しく解説しているので参考にしてくださいね。
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安易に社風を志望動機にすると選考通過は難しくなります。社風を志望動機とするメリットを理解し、盛り込むべき内容を押さえて志望動機を作成しましょう。キャリアコンサルタント監修の例文も紹介するので参考にしてください。
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商品やサービスに共感した場合の例
商品やサービスに共感した場合の第1パラグラフの例
I have been using your cosmetics ever since my friend gave me a lip cream for my 18th birthday. I still remember the feeling of excitement of using it for the first time because of its beautiful shiny color and my lip being plump. Your items are not so expensive, but make people who put them on very happy like me,so I would like to be a part of your team and make many people feel happy.
<日本語訳>
私は18歳の誕生日に友達からリップクリームをプレゼントされて以来、御社の化粧品を使っています。
とても綺麗な色と、ぷるぷるになる感覚が良く、初めて使った時のワクワクした感覚を今もなお覚えています。
手が届かない価格というわけではないにもかかわらず、御社の商品を使った人の多くは、私のように幸せな気持ちになっています。私も御社の一員となり、多くの人を幸せにしたいです。
商品やサービスへの共感を英語で示す際は、自分の体験や感想を伝えると同時に、商品であればそれを開発した際の相手側の視点に立って品質や差別化ポイントへの理解を伝えると、より洗練された表現になります。
上記の例では色や質感についてプラスアルファで伝えられると良いですね。
「日本語の志望動機も書き出しに悩む……」という人は、こちらの記事で作り方を詳しく解説しているのでチェックしてくださいね。
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志望動機の書き出しは、志望動機全体を印象付ける大事な部分です。書き出しのコツは「本気度」を伝えること。書き出しの基本的な考え方や高評価を得るコツ、やりがちな失敗についてキャリアコンサルタントとともに解説します。そのまま使える便利なフォーマットも紹介しているので、参考にしてください。
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②入社直後からどう活躍する? 企業に活かせる具体的なスキルや強みは何か
繰り返しになりますが、企業の即戦力になることを示すためには、具体的にどのようなスキルや強みがあるかを示す必要があります。
企業の求める人物像や、企業理念、社風、企業が注力している事業に合うスキルなどを示すことで、即戦力になる人材であることをアピールできます。たとえば、学業で得た知識やスキル、アルバイトやサークル、ボランティア活動などで培った強みなどを伝えると良いです。
学業で得た知識を伝える例と課外活動で得た強みを伝える例文をそれぞれ紹介するので、第2パラグラフに入れる内容として参考にしてくださいね。
学業で得た知識を伝える例
学業で得た知識を伝える場合の第2パラグラフの例
I have a master’s degree in applied chemistry from the University of AAA, which has given me a deep understanding of the effect and safety of various chemical products. I believe my knowledge and analytical skill will contribute to your cosmetics product development and innovation.
<日本語訳>
私はAAA大学で応用化学科の修士号を獲得しました。そこではさまざまな化学製品の効果や安全性について深い知見を得ました。
私の知識と分析スキルが御社の製品開発と技術革新にかならず貢献できるものと確信しております。
- ゼミや研究室などに入っていないのですが、授業で得た知識を伝えても即戦力になることが伝わるのでしょうか?
プラスアルファで関連するスキルなどをアピールしよう
ゼミや研究室に入っていなくても、即戦力であることをアピールすることはできます。ただし、授業で習ったことをただ伝えるだけでは伝わりません。
応募する業種や職業で求められている能力や経験を把握したうえで、それに合わせて、自分が学んだ知識はもちろん、プラスアルファで自分が独学で習得した、関連するスキルや経験を伝えることが重要です。
ただし、職種の専門度が上がるほど、企業から求められる専門知識や経験のレベルが上がることは覚悟しておかなければいけません。
課外活動で得た強みを伝える例
課外活動で得た強みを伝える第2パラグラフの例
I have been working a part-time job to guide many foreigners to various areas of Tokyo for three years. I interacted with many foreigners after my part-time job too, and improved my English skill. And I learned how to attract many people to what I am talking about, and work paying attention to many people. As a result, I’ve got an attractive talk skill, and multitasking ability to work. I believe I am well qualified to be a sales representative of your company.
<日本語訳>
私は外国の方を東京の各所に案内するガイドのアルバイトを3年間やっていました。アルバイトが終わってからも多くの外国人観光客と交流しており、英語力を伸ばしました。
加えて、アルバイトを通して、どのようにして私の話に多くの人を惹きつけるか、多くの人に注意を払いつつ仕事を進めていくかを学びました。
このようにして私は魅了させるトークスキルや、マルチタスクに仕事を進める力をつけました。この経験から、私は御社の営業社員として働くことに適しているのではと考えています。
特別な動機がなくても大丈夫!
ツールを使えば魅力的な志望動機が作れます
「この職種に就きたい!」と思っていても、なぜそうなのか学生時代に培ったスキル・経験を踏まえて伝えるのに苦戦する学生は多いです。
無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、自分の強みをいかして採用したいと思わせる志望動機が3分で完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
(IT業界の場合)
③将来的にはどう活躍していく? 長期的に企業にどう貢献するのか
たとえ即戦力になる人材であっても、早期に離職してしまうような人は、当然ながら企業も採用したいと思えません。
外資系企業などは人材の流動性が激しい傾向にありますが、それでも優秀な人材には長くいてほしいと考えています。そのため、長期的に企業に貢献できるということを伝えて締めると効果的です。
ここでは、自分の夢の実現が企業の貢献につながることを伝える例と、企業の目標を達成するために貢献すると伝える例を紹介するので、締めのパラグラフを書く際に参考にしてくださいね。
自分の夢の実現が企業への貢献につながることを伝える例
自分の夢の実現が企業への貢献につながることを伝える第3パラグラフの例
My career goal is to bring happiness to the daily lives of many people. I strongly wish to realize my ideal to complete your mission of “Warm Heart to Everyone’s life”.
<日本語訳>
私は、仕事を通して多くの人の日常に幸せを届けたいと考えています。AAA社のミッションである「人々の生活に温かい心を」を達成することを通して、自分の理想と決意を実現したいと願っています。
企業の目標を達成することを伝える例
企業の目標を達成することを伝える第3パラグラフの例
Your challenges to solve environmental problems and social issues have deeply impressed me. Especially, taking various measures from the early stages of manufacturing goods electrified me. I strongly hope to contribute to your company’s goal of “70% reduction in carbon dioxide emissions from cosmetics”. I believe I will come up big to use my knowledge of environmental problems and chemical substances I’ve learned in my university.
<日本語訳>
私は御社が環境や社会的課題を解決するために、さまざまな施策を打っていることに大変感銘を受けました。
特に、製品開発や製品工程の段階でさまざまな対策を打っていることに感動しました。
貴社が目標とする「化粧品の二酸化炭素排出量70%削減」の目標達成に貢献したいと強く願っています。学生時代に得た環境問題や、化学物質についての知識を活かして活躍したいと思っています。
アドバイザーコメント
渡部 俊和
プロフィールを見る企業への共感ポイントを根拠を用いて伝えよう
志望動機では、自分が何に共感し、どう貢献できるか、ということを現在と将来にわたって伝えていきましょう。
ただ、それだけだと主観的な表現が多くなり、悪く言えば「思い込み」のような偏った内容になることもあります。そこで客観的な内容にするため、前向きな企業の分析、評価、実績などを記載すると良いです。
これまで企業が成し遂げた実績や社会的な評価、達成してきた成果などの事実を称えつつ、それに対して自分が感じていることを加えます。
表現を工夫して客観性を持たせよう
「自分なりの考えを伝えるということはそれも主観的なのでは」と感じる人もいるかもしれませんが、実績や事実を入れることでやや客観的な表現に変えることができます。
これは「共感」の説得力を上げるスパイスのような役割と言っても良いかもしれません。同じ単語を繰り返し使うことや、「I」(私は)を何度も繰り返すことを避け、主観的な印象を軽減させつつ、スマートな表現に変えると良いですね。
日本語の志望動機も締めくくりは大切です。こちらの記事で日本語の志望動機の締めくくり方を解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
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志望動機は締めくくりが大変重要であり、全体の印象を左右します。志望動機の締めくくりの基本ルールをと伝えるべき内容を押さえましょう。この記事ではキャリアコンサルタントと、すぐに使える便利なテンプレートや例文も併せて解説するので、参考にして選考を突破しましょう。
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より高評価を得るために! 英語で志望動機を伝える2つのコツ
英語で志望動機を伝える2つのコツ
- 主体的に会話を進めて積極性をアピールする
- 大きめにジェスチャーを交えて話す
ここまで解説した内容は、英語の志望動機を作るうえでの基本です。特に優秀な学生が集まる外資系企業などでは、差別化のためにさらに一工夫して志望動機を伝えることが大切です。
ここでは、より高い評価を得るために必要な志望動機を伝えるコツを解説します。特に選考の後半フェーズなど、より優秀な学生と競わなければならない場面でぜひ実践してくださいね。
①主体的に会話を進めて積極性をアピールする
英語の選考を課す企業では、消極的な人よりも、積極的に物事を進めていける人が評価されやすいです。そのため、面接で志望動機を聞かれた際も、積極性を示せるよう主体的に会話を進めていくことがポイントです。
たとえば、志望動機を答えた際に、面接官から「なぜそのスキルを身に付けようと思ったのか」などと深掘り質問をされると思います。
その際に、「尊敬する父親がそのスキルを持っていて憧れたからです」とだけ回答するのではなく、加えて「父は責任感が強く誰にとっても信頼できる存在であり、私もそのような存在になりたいと考えました。そこでまずは同じスキルを身に付けようと、父が持っている資格を取得すると決めました」などと話を広げると良いです。
英語があまり得意ではないという人は特に、自分主体で会話を広げていけば、「英語でどう答えるべきか」などと困ることも減ります。
- とはいえ、すぐに英単語が頭から出てきません……。主体的に会話を進められるようにするにはどう対策すれば良いでしょうか。
簡単な文法を使い繰り返し練習して発言できるようにしよう
中学生レベルの文法でシンプルに伝える練習を繰り返すのがおすすめです。
どのような表現やイディオムで伝えると自然に聞こえるか、同じことを伝えるにもいろいろな言い方があるので、どの言い方が自分で言いやすいかも試してみると良いです。可能であれば、ネイティブの同級生や友人に聞いてもらい、フレーズの引き出しを少しずつ増やすようにしましょう。
英語での面接に挑戦する人は、自分の将来についてどんな経験をして3年後、5年後、10年後にどのような仕事に携わっていたいのか、なぜそう思うのか、どうやってそれを実現しようとしているのかを、伝える必要があります。
まずはそれを伝える練習をすると良いですね。
②大きめにジェスチャーを交えて話す
「その企業に入社したい」という強い熱意を伝えることも、採用担当者にとっては「ぜひ自社で働いてほしい」と感じるポイントになります。強い熱意を伝えるためには、大きくジェスチャーを交えて話すと効果的です。
心理学の法則で、メラビアンの法則というものがあります。
メラビアンの法則
人と人がコミュニケーションを図る際、与える情報に矛盾があると、「言語情報7%」「聴覚情報38%」「視覚情報55%」という割合で優先して処理をするという法則
たとえば、言葉では「入社したいです」と伝えていても、表情が暗かったりすると、面接官は言語情報よりも視覚から入る情報を優先し、「入社したいというのは本気ではないのかもしれないな」などと考えてしまうかもしれません。
視覚や聴覚からも熱意が伝わるように、身振り手振りを大きくつけて、かつ普段より少し大きな声ではきはきと話すようにすると熱意が伝わりやすいです。海外では特に、身振り手振りで感情を伝える文化があるため、英語の志望動機を課す外資系企業などでの面接でも、大きくジェスチャーをつけるよう意識しましょう。
強調したい強みやスキル、貢献したいと伝える部分で手を前に出して強調することをおすすめします。
海外のプレゼンテーションについて学べるTED Talksを参考にすると、ジェスチャーが上手くできるようになると思いますよ。
それに加え、ノンバーバルコミュニケーションについてや、Apple社の定期イベントのプレゼンなどの動画をYoutubeで見るなどして、自分に合いそうな動画を参考にするのもおすすめです。
志望動機が思いつかない人は、ツールを使うのが一番オススメ
・業界・職種ごとの志望動機がわからない人
・アルバイトやゼミで忙しい人
英語で志望動機を伝える際の3つの注意点
英語で志望動機を伝える際の3つの注意点
- 難しい単語を使って英語力をアピールする必要はない
- 同じ言い回しを使い過ぎない
- 発言中に目をそらさない
英語で志望動機を伝える際に、ついやってしまいがちな失敗があります。特に、一見高評価を得られそうですが、かえって逆効果になるものには注意が必要です。
また、準備不足であったり、慣れていないと起こしやすい失敗もあるので、まだ英語で志望動機を伝えたことがないという人は特に、ここから解説する注意点を押さえて面接に臨みましょう。
①難しい単語を使って英語力をアピールする必要はない
英語力をアピールしようとして、つい難しい単語を使ったり、難解な表現を使用したりする人がいますが、採用担当者からは「読みにくいな」「何を言いたいのだろう」と思われてしまい、かえって逆効果になることがあります。
面接では、「それについて詳しく教えてください」などと深掘りされることがありますが、自分でもしっかりと理解できていない言葉について深掘りされてしまうとうまく答えられませんよね。熱意を伝える志望動機であるにもかかわらず、「知っている言葉を深く考えず並べただけなのか」と捉えられ良い評価は得られないかもしれません。
英語の志望動機は、採用担当者が一読してわかる内容にすることが大切です。「とにかく簡潔にすぐに伝わる表現をする」という意識を持って練りましょう。
②同じ言い回しを使い過ぎない
英語に不慣れな人は、つい同じ言い回しを使い続けてしまうことがありますよね。しかしそれは、日本語でずっと「~です」と言い続けているようなもので、採用担当者からすると少し違和感を感じます。それが気になり内容をしっかりと聞いてもらえないかもしれません。
そのため、できるだけ多様な言い回しをするようにしましょう。特に多いのは”I think~”を何度も使ってしまう人です。たとえば”I suppose~”、”I would like to “、”I insist that~”などと言い換えると良いです。
もう1つ避けるべき表現として、前提となる根拠や理由を伝えずに断定的な単語だけを使って自分の主張や考えを一文だけで言い切るということがあります。
たとえば、”I was stronly impressed by your company philosophy.”(私は御社の企業理念に強く感銘を受けました。)とだけ言って、その理由や主張を裏付ける説明をせずに、次にすぐ別のことを言い始めてしまうのは、印象が良くありません。
③発言中に目をそらさない
海外であれば目を見て話すことが一般的であるため、外資系企業などでは、コミュニケーション中に目をそらすと違和感を持たれてしまうことがあります。日本人同士であっても、発言中や話を聞いている際はしっかりと面接官の目を見続けることが大切です。
目をみてコミュニケーションすることに慣れていない人は、面接官のネクタイの結び目を見たり、あるいは面接官の眉間あたりを見ることをおすすめします。
アドバイザーコメント
隈本 稔
プロフィールを見る志望動機を伝える前に挨拶やアイスブレイクなどを忘れずにおこなおう
日本語で志望動機を話す時と違って、英語になるとついつい日本語ではできていたことができなくなることがあります。その一つが「挨拶」です。
日本語での面接の場合は、「お忙しい中お時間をいただきありがとうございます。本日はよろしくお願いします。」などと伝えてお辞儀をしたりすると思いますが、英語の場合は、緊張のあまりこういった挨拶を疎かにしてしまうことがあります。
英語で志望動機を伝える際にも、やはりアイスブレイクとしての簡単な挨拶が必要です。いくつかの挨拶を準備しておき、「少し緊張しています。」程度のことは伝えて笑うなどするのも緊張がほぐれるのでおすすめです。
質問が聞き取れなければしっかりと聞き返す勇気を持とう
また、英語の面接では、相手の言葉が聞き取れないこともあれば、質問の意味がわからないこともあります。
その際には、自分の思い込みで長々と語っても、質問の意図と離れてしまうので評価が著しく下がります。
もし志望動機を語った際によくわからない質問が来たら、その質問を伝え返すなどして、何を答えれば良いか確認することも重要です。
英語で志望動機を伝える例文3選
英語で志望動機を伝える例文3選
では実際に英語で志望動機を伝える例文を紹介するので、実際に作成しようとしている人はぜひ参考にしてください。
商品開発、マーケティング、営業職と部署に分けて紹介するので、自分の状況に合うものを選んで読みつつ、志望動機を書いてみてくださいね。
例文①商品開発職の英語の志望動機
例文①商品開発職の英語の志望動機
I would like to work at your company because I am attracted to your corporate culture of freedom and generosity.
I am confident in my development ability. In my laboratory of biology, we had many creatures for experiments. There were many kinds of plants and small animals,so the room was often dirty with soil and water. So I developed a small cleaning robot to clean up those dirts.
Products that satisfy your users are made by your freedom culture, I believe. I would like to develop products that are useful to people in that environment, and contribute you raise the corporate philosophy of “ fill the world with 《convenience》”.
<日本語訳>
私は御社の、自由で寛大な社風に強く惹かれ志望します。
私は開発力に自信があります。私は生物学部の学生で、研究室ではほかのメンバーと、実験のために多くの生物を飼育していました。植物や小動物などさまざまな生物がおり、土や水などで汚れることが多かったのですが、そういった汚れをすぐに吸収する「小型お掃除ロボット」を自ら作成し、低コストで環境整備をしていました。
御社のユーザーを満足させる商品は、風通しが良くのびのびと社員が過ごせる環境があるからこそ生まれたのだと思っています。そのような環境で人々の役に立つ商品開発をおこない、「世界を『便利』で満たそう」を企業理念に掲げる御社に貢献したいです。
※AI志望動機作成ツール
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社風に惹かれているということを具体的に伝えられていますね。ただ、冒頭で“I am attracted to your corporate culture of freedom and generosity”と言っていますが、その理由も直後に簡単に添えておくと、より違和感のない内容になります。
例文②マーケティング職の英語の志望動機
例文②マーケティング職の英語の志望動機
It is no exaggeration to say I have lived with the support of your products,so I would like to join the company and give back.
You develop various products like foods,cosmetology,daily necessities,and chemicals,so I always use your products from an early age. Especially, Your 〇〇 tea has been indispensable existence to me, when I was tired of studying and club activities.
I studied marketing in university and researched what kind of food and daily necessities are needed by consumers. My analytic skill of user needs can contribute to your business. In addition,I have the Japan Statistical Society Certificate qualification to prove my skill.
After joining your company, I would like to support you to achieve the vision of “Making a sustainable society natural” by spreading your products to the world as a marketer.
<日本語訳>
私は御社の商品に支えられて生きてきたと言っても過言ではなく、入社して恩返しをしたいと思い志望します。
御社は食料品、美容品、日用品、薬品などさまざまな商品を展開されていますが、いずれも幼いころからいつも私の傍にあり、支えられて生きてきました。特に御社の〇〇紅茶は、勉強や部活動で疲労した際に飲んでは安心感を抱かせてくれる、欠かせない存在でした。
私は学生時代マーケティングゼミに所属しており、どんな食品や日用品がどんなユーザーに響くのかを勉強してきました。ユーザーニーズの分析力を活かして貢献できる自信があります。分析力を証明する統計検定の資格も取得しています。
入社後は、御社のビジョンである「持続可能な社会をあたりまえに」を達成するために、マーケターとして御社の商品を世に広め活躍したいです。
商品への愛着や理解、マーケターとしてのスキルと学習経験がまんべんなく伝えられていてよくできていると思います。主語の「I」が繰り返し出てくるところがやや幼い印象なので、一部言い換えてみるとさらに良いですね。
例文③営業職の英語の志望動機
例文③営業職の英語の志望動機
I would like to join your company because of being attracted to your customer-friendly service.
Your services are developed considering client perspective, so be designed with a simple, intuitively appealing and easy-to-use. And you provide quick and polite support, so loved by many companies in the world.
I would like to spread the products that I truly think are wonderful to the world, so I would love to join you as a sales person.
For a year, I had taken part in a telecommunication company’s internship program,and got top sales among internship students. I would like to contribute to your sales target of 30% increase in sales within 3 years using this experience.
<日本語訳>
私は御社の、顧客に寄り添ったサービスを提供する点に惹かれ志望しています。
御社のサービスは常に顧客目線で開発され、誰でも操作しやすいデザインになっていたり、丁寧かつ速いサポートに定評があり、世界各国の企業から愛されています。
心から素晴らしいと思える商品を世に広めたいと考えており、御社の営業職として活躍させていただきたいです。
昨年度から1年間、通信業界の営業職のインターンシップに参加し、インターン生の中で売り上げトップの成績を誇りました。この経験を活かし、御社が目標として掲げられている「3年以内に売上30%アップ」に貢献したいです。
※AI志望動機作成ツール
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志望動機の冒頭部分で企業への興味を語られており良いですね。
ただ、その会社でなければならない理由がわかりにくいので、もう少し具体的に興味を持った商品やサービス名をあげたうえで、それをベースにして良い点や興味を持った理由を語るとより良くなります。
営業職の志望動機の書き方を知りたい人はこちらの記事を参考にしましょう。営業職だからこそアピールすると良いポイントを解説しています。
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英語の志望動機は即戦力と前向きさをアピールして選考突破しよう
英語の志望動機を作成する際は、まずは即戦力になることをアピールする意識を持ちましょう。特に外資系企業では、すぐに活躍できる人材であると示せなければ採用に至らないこともあるため注意してください。
加えて、主体的に会話を進めたり、ジェスチャーを加えたりするなど前向きさをアピールし、ほかの就活生と差別化していきましょう。
日常的に英語を使わない人は特に苦労するかもしれませんが、ここで解説したポイントを押さえて、採用担当者の目を引く志望動機を伝えられるよう頑張ってくださいね。
アドバイザーコメント
木村 千恵子
プロフィールを見る英語の志望動機は感情ではなく具体的な根拠を伝える必要がある
英語力が必要とされる企業への志望動機を表現するためには、ただ入社したい、こういう仕事がしたい、と自分の要望を言葉にするだけではまったく伝わりません。
英語で自分の想いを伝えるためには、説得力を持たせるために、採用担当者が「なるほど、だからこの学生はうちの会社で働きたいのか」と思う理由を英語で伝えられるだけの論理的根拠が必要です。
その企業に対する自分の熱い感情を伝えようとする場合、感情的な表現だけを押し出しても説得力が出ません。自分だからこそその会社で活躍できるということを伝えましょう。具体的なエピソードを複数英語で伝えられるようにすると良いです。
フレーズが自然に出るようになるまで繰り返し練習しよう
頭の中であれを言おう、これを言おうと事前に考えているだけでは、本番でその英語のフレーズは出てきにくくなります。
いくつかのパターンを考えたら、最初は文章を読む形からでも良いので、英語で伝える練習を何度も繰り返しましょう。繰り返せば繰り返すほど、スムーズに伝えられるようになり、自信もついていきますよ。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/Koyoriキャリアワールド代表取締役
Chieko Kimura〇2度のアメリカ留学、20年以上の外資系IT企業勤務を経て、現在は留学生向け就職支援をおこなう。また、企業のキャリア支援や新入社員のクラウドコーチングなどにも幅広くたずさわる
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/性格応用心理士1級
Minoru Kumamoto〇就職・転職サイト「職りんく」運営者。これまで300名以上のキャリア相談を受けた実績。応募書類や採用面接の対策支援をする他、自己分析の考え方セミナーを実施
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表
Toshikazu Watanabe〇会社員時代は人事部。独立後は大学で就職支援を実施する他、企業アドバイザーも経験。採用・媒体・応募者の全ての立場で就職に携わり、3万人以上のコンサルティングの実績
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