Q

大学3年生
女性

書式自由の自己PRはどのようにまとめると良いですか?

応募する企業のエントリーシート(ES)に、自己PRを書式自由で提出する欄があり、どのようにまとめ、何をアピールすれば良いかわからず悩んでいます。

文字だけでは読みづらいし書式自由という決まりを有効活用できていないと感じる一方で、デザインやイラストに凝りすぎると、内容が伝わりにくくなるのではないかと心配です。ほかの就活生と差別化し、採用担当者の目に留まるようにしたいです。

書式自由の自己PRはどのようにまとめるべきでしょうか? 企業が特に評価しているポイントや作成する際のコツ、おすすめのレイアウトがあればアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

久野 永理

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企業の意図を踏まえた表現方法でまとめよう

「企業が何を読み取ろうとしているのか」を考えるのが一つです。

イラストを加えておもしろみを求めているのか、それとも文字だけで良いのか、などを考えてまとめると良いでしょう。

実際、私が以前見た手書きのESでは、蛍光ペンやマジックで太文字にするなど、さまざまな表現をされる人がいました。

下書き残りや修正液はNG! ビジネス文書として丁寧に

業界にもよりますが、もし真っ白な紙なのであれば、伝わりやすさ・わかりやすさのためにイラストを加える、といった表現方法もありだと思います。

実際に私自身も採用活動に携わった際、企業側がNGとしていたのは、鉛筆書きの下書きがしっかり消えていないものや、修正液を使ったものでした。

修正液がダメな理由は、「契約書に修正液は使わないだろう」と。ビジネス文書としてとらえてほしい、ということでした。

字が汚くても、一生懸命書いている熱意は伝わるので、字の綺麗さで判断はしていませんでしたね。

キャリアコンサルタント/ワーズアンドキャリア代表

楳内 有希子

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書式自由の自己PRは「見せ方」と「中身」の両方で差がつく

書式自由の自己PR欄に取り組む際、まず「中身」をじっくり検討しましょう。

特に押さえておきたいのは、

・自分のどんな強みを伝えるか
・その強みがどのような経験から培われたか
・その経験や力を、応募先企業でどう活かしたいと考えているか

この3点が整理されていれば、内容としての自己PRは伝わる準備が整っています。

「読みやすさ」を第一に意識しよう

次に、その中身を「どう見せるか」です。

書式自由といっても、自由すぎる表現はかえって読みづらくなり、せっかくの内容が伝わらない可能性もあります。フォントやレイアウト、見出しの配置などは「読みやすさ」を意識して整えましょう。

たとえば、最初に「私の強みは〇〇です」と結論を述べ、次にエピソードで具体的に裏付け、最後に「貴社ではこのように活かしたい」とまとめる構成は、内容にも見せ方にも一貫性が生まれ、読み手に伝わりやすくなります。

また、工夫の一つとして、あなたの強みをキーワードとして大きめに見出しにしたり、成果をチャートや箇条書きで整理したりすると、採用担当者の目に留まりやすくなります。

書式自由だからこそ「自分らしさ」が表現できますが、「見た目が派手=良い」わけではなく、「読み手に伝わる」ことが第一です。あなたの経験や思いを見える形に整えて、しっかり伝えられる自己PRにしていきましょう。

自己PRなどで使えるSTAR法の具体的な内容や活用方法などは以下の記事で解説しています。どのような文章構成にすべきか迷いがある人はぜひ参考にして、わかりやすい文章の作成を目指しましょう。

時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、自己PRが3分で完成します

自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。

そこで活用したいのが「自己PR作成ツール」です。これを使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

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 ツールで作成した自己PR例文 
 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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