結論としては速達で送ったとしても採用の評価に悪影響を及ぼすことはほとんどありません。なぜなら採用担当者が重視するのは「期限内に届いたか」ということに加えて、書類の内容や整え方であるからです。

一般的に重要な書類などの場合を速達で出す場合は郵便局の窓口で出します。窓口で出せば、料金不足や集荷遅れが防げるからです。郵便局の窓口の場合おそらく「速達で出せばいつ頃届きますか」というやり取りがあるはずです。

速達はむしろ責任感としてプラスに受け取られることもある

採用担当者は「この学生は窓口で確認して送ってくれたのだな。責任感があるな」と受け止めるかもしれません。

ただし速達であろうとなかろうと、それだけで評価が変わるわけではありません。

印象を損ねないためには封筒には「履歴書在中」と朱書きし、宛名や会社名は省略せず正式名称で記載、書類はクリアファイルに入れて折れや汚れを防ぎ清潔感を保つことが重要です。

また送付状を同封し「締切が迫っていたため速達にて送付いたしました。ご査収のほどよろしくお願いいたします」と一文添えると誠実さが伝わります。

履歴書を速達で送ることが選考に影響する可能性があります！ 期日に余裕を持った提出を心掛けましょう。

確かに速達で送ると「準備不足」や「計画性の欠如」と見られる可能性があるかもしれません。

ただし提出期限を過ぎる方が問題ですので、期日ギリギリの場合は速達で間に合わせることが重要です。

履歴書は必ず確認されますので、重要なのは内容です。しっかりとした経歴や成果を明確に記載しましょう。

速達で送るなら一言添えて誠意を見せよう

速達を使用する場合その理由を正直に添え書きで説明するのも良いですね。

「大変申し訳ございませんが、締め切りが迫っているため速達を利用させていただきました」といった一言を添えることで、誠意を示すことができます。

ほかにも企業の文化や採用担当者の理解度にもよりますが、速達の利用が必要である旨を事前に電話やメール等で連絡しておくと、相手の準備にも配慮することができますよ。

準備の中での迅速な対応が求められる場面もありますが相手への配慮と自身の誠意をきちんと伝えることで、良い印象を維持できます。

採用は総合的な判断ですので自信を持って挑んでください！