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履歴書はアルバイト歴を書かないのが普通ですか?
現在就職活動中なのですが、履歴書の職歴欄に何を書くべきか迷っています。学生時代にアルバイトをしていたので、その経験をアピールのために書こうかとも考えています。
ただ、セミナーなどでは「アルバイト歴は職歴に含めなくて良い」という話も聞き、書かないほうが印象が良いのか不安です。
もしバイト歴を書かない場合、面接で空白期間をどのように説明すれば誠実に伝わるでしょうか? アルバイト経験を記載する際の判断基準について、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
アルバイト歴は応募先に活かせる経験なら書くべき
一般的にはアルバイトは「職歴」には含めません。しかし、応募先の業務と関連性が高い場合は、書いたほうがアピールにつながります。
たとえば、バイトリーダーになって正社員から任されたシフト管理や新人教育などの責任ある役割を担っていた場合には、記載してもかまいません。
また、記載する際には会社名を正式名称で記します。案外、「お店の名前=正式名称」ではありませんので、必ずホームページなどで企業情報を確認してから記載します。
中長期で重要な役割を担った経験は履歴書に書こう!
また、「(アルバイト)」と雇用形態を明記し、期間と業務内容を簡潔に箇条書きにします。最近よく見かける短期や単発のアルバイト、応募職種と無関係な経験は省略します。
基本的に記載する場合は、「中長期・重要な役割を果たしていた」ものに限ります。もちろん、面接ではその限りではありません。
面接では「3つのアルバイトを掛け持ちしいていた」と伝え、「スケジュール調整、計画的な行動が得意」とアピールすることも可能です。
重要なのは、履歴書に書くかどうかよりも、面接で一貫性を持って説明できることです。
応募先の企業に活かせる自分の強みについて、エピソードの一つとして「アルバイト経験」が使えるならば、記載しようがしまいが、面接で確実に伝わるように話をすれば良いのですから。
学生時代のアルバイト経験は職歴には入らない
履歴書の職歴欄には、正社員や契約社員などの正式な雇用形態による勤務のみを記載するのが一般的です。そのため、学生時代のアルバイトは職歴としては扱われません。
したがって、アルバイト歴を省略してもマナー違反にはなりません。
応募職種と関連する学びがある場合は自己PR欄などで触れよう!
ただし、アルバイトでの経験が応募職種に関連している場合や、責任ある立場・長期間勤務していた場合には、アピール材料として記載するのも効果的です。その際は職歴欄ではなく、自己PRや志望動機欄で触れるのが自然です。
たとえば「接客経験を通じてコミュニケーション力を磨いた」など、具体的な成長や学びを示すと好印象です。
一方、空白期間がある場合は、正直に「この期間はアルバイトを通して社会経験を積み、就職活動の準備をしていました」と説明すると良いでしょう。目的を持って行動していたことを伝えれば、ブランク期間も前向きな印象になります。
大切なのは、形式的に職歴を埋めることよりも、自分の経験をどのように活かせるかを具体的に示すことです。そのためにも空白期間で何を身に着けたか整理しておきましょう。
以下の記事では失敗しない履歴書の書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これから履歴書を作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。
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