Q
大学3年生
女性
女性の場合、履歴書の写真はジャケットなしでも良いでしょうか?
就職活動中の女子学生です。履歴書の証明写真を撮る予定なのですが、ジャケットを着るべきか迷っています。
就活では「スーツが基本」とよく言われますが、夏場で暑かったり、説明会などが私服OKの企業だったりする場合、ブラウスだけで撮っても問題ないでしょうか?
ジャケットなしの写真だと、「マナーがない」「きちんとした印象に欠ける」と思われてしまうのではないか不安です。ジャケットを着ない場合でも清潔感を出すために意識すべきポイントがあれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
履歴書の写真はジャケット必須! フォーマルな服装が基本
結論から言います。履歴書の写真ではジャケットは必須です。
写真はあなたの顔そのもの。撮影の数分だけでもジャケットを着て臨みましょう。暑ければ、冷房が効いた快適な写真館も多いので涼しい環境で撮影に挑めば安心です。
たとえ夏場でも、また説明会が私服OKな企業であっても、履歴書だけはフォーマルな一枚で撮るのが基本です。履歴書は言わばあなたの名刺のような存在。どんなに内容が素晴らしくても、最初に伝わるのは写真からの印象です。
清潔感ときちんと感を示すためにもジャケットを羽織ろう
「ブラウスでも清潔感があれば大丈夫では?」という意見も確かにありますが、多くの採用担当者にとって「ジャケット=社会人としてのスイッチON」です。服装からきちんと感を判断する人も少なくありません。
逆に、ジャケットを着用しているだけでシゴデキ感を演出できるとしたら……安いものだと思いませんか?
もちろん、撮影後はすぐ脱いでOK。夏なら涼しい素材のものを選べば十分です。でも、写真だけは一枚きっちりで。社会人としての第一印象を決める一瞬だからこそ、そこは抜かりなくいきましょう。
写真ではジャケット着用が基本的! 応募先に合わせて決めよう
履歴書の写真において「ジャケットを着るかどうか」は、第一印象を左右する大切なポイントです。
多くの就職情報サイトや大学のキャリアセンターでは、スーツやジャケットを着て撮影することを推奨しており、基本的にはジャケット着用が標準とされています。
特に企業の採用担当者はフォーマルで整った印象を重視する傾向があり、ジャケットがあると「社会人としての準備ができている」と感じてもらいやすいようです。
業界によっては自然体の写真が評価されることも
一方で、業界や企業文化によって服装の印象は変わります。デザインやアパレルなどの個性や柔らかい印象を大切にする分野では、ブラウス姿など自然体の写真が好印象を与えることもあります。
私が支援した学生のなかには、白いブラウスで撮影したことで「親しみやすく誠実な印象」と面接官から評価された例もありました。
このように、大切なのは服装の形式よりも、応募先の雰囲気や目的に合っているかどうかです。
迷う場合は汎用性の高いジャケット姿で備えておこう
ただし、一般企業や公務員のように形式を重んじる職種では、クールビズ期間以外はジャケット着用が安全です。写真スタジオのカメラマンからも、「同じ人物でもジャケットを着ると引き締まって見える」という声をよく聞きます。
もし、暑さや自然な印象を優先してジャケットを着用しない場合は、襟付きのシャツを整え、清潔感のある淡い色を選びましょう。
その際には、髪型や表情にも注意し、明るく誠実な印象を心掛けると良いでしょう。
写真とは、ビジネスの入口を彩る名刺のような存在です。迷ったときはジャケットを着た写真を撮り、さまざまな用途に使えるようにしておくのがおすすめです。
以下の記事では失敗しない履歴書の書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これから履歴書を作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。
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