Q
大学4年生
女性
海上自衛隊を志望する女性は、志望動機をどう伝えれば良いですか?
将来のキャリアを考えるなかで、海上自衛官の仕事に興味を持ちました。女性自衛官も増えていると聞き、私も挑戦してみたいと考えています。
しかし、志望動機をどのように伝えれば良いのか悩んでいます。海や船が好きという気持ちはありますが、それだけでは面接官に十分な説得力を持たせられないのではないかと不安です。
女性が海上自衛隊を志望する場合、どのような点をアピールすれば良いでしょうか? 面接で熱意を伝えるための具体的なアドバイスがあれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
海や船への憧れを使命感へどう発展させたかを伝えよう!
海や船への憧れから興味を持つ方は多いです。ただ、面接では好きを出発点にしつつ、そこからどのように使命感や貢献意欲へつなげたかを言語化できると説得力が高まります。
ある学生は、海洋安全のニュースを見て関心を持ち、調べるなかで日本の海上交通と領海を守る役割の重要性に気付き、「国の安全を支える仕事として挑戦したい」と考えを深めていきました。
最初は漠然とした興味でしたが、情報収集を重ね、使命感へと育った姿勢が評価されたと話していました。
「海が好き」を原点にしつつ貢献意欲へつなげる
近年、海上自衛隊では多様なキャリアや専門領域が求められ、女性の活躍もさらに進んでいます。
単なる憧れではなく、海洋安全や災害対応、国際協力など、海自の役割を理解したうえで、自分がどのように貢献したいかを語れると良いと思います。
たとえば「海が好き」という原点に加え、「安全な海の確保や国際連携にかかわりたい」「挑戦環境で自分を成長させたい」といった視点を持つと、志望動機に深みが生まれます。
あなたの好きは強みの種です。興味を責任と行動意欲に結び付け、自信を持って思いを伝えてくださいね。
自衛隊の役割理解とキャリアの明確化が重要!
質問文にあるとおり、海や船が好きと言う素質は海上自衛官としてきわめて大事なものですが、それだけでは「なぜわざわざ自衛官という仕事を選んだのか」の説得力に欠けます。
もう一度自衛隊という組織について、なぜ日本における存在意義があるのかを深く考えてみてください。余裕があれば軍事に関する歴史関連書籍や、地政学の基礎を学んでみるのも良いでしょう。
理想の将来像を具体的に想像してみよう
私の知り合いにも女性の海上自衛官がおりますが、任務としてはずっと警備や訓練の為に船に乗っているというものではなく、どちらかというと人事採用の分野で活躍されています。
自衛隊は非常に大きな組織なので、内勤の仕事も現場の仕事も数多くありますし、ローテーションによって異動することもあります。部隊の人員不足のため、内勤と現場の仕事を兼任することもあるでしょう。
内勤においては男女の別はあまりなく、女性が海上自衛隊を志望するという点に、そこまで心配する必要はないと思います。
将来の自分を想像し、どのような姿で、どのような場所で、自衛隊という組織を通して日本国の安全保障に携わるか。もう一度深く想像してみてください。
一番自分が輝いているように想像できる場所と姿を強くイメージし、文章と言葉にしていきましょう。それが最高の熱意を発してくれるはずです。
面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。
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