Q
大学3年生
女性
学校推薦の合格率が載っている一覧ってありますか?
就職活動中の大学3年生です。
就活が本格化してきたので、大学の学校推薦を検討し始めたのですが、企業ごとの合格率の目安がわからず、どの企業に推薦枠を使うべきか迷っています。
インターネットで学校推薦合格率一覧のような情報がないか探しても、なかなか見つかりません。大学のキャリアセンターにも、具体的な合格率のデータは開示されていないようです。
企業や業界によって、学校推薦の合格率に大きな差はあるのか気になります。何か目安になるようなデータがあれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
学校推薦の合格率一覧は大学で確認するのが最善
学校推薦の合格率が載っている一覧に関して、直接的な公式データではないですね。
学校推薦は企業ごとに合格率が結構変化していますね。合格率の高い企業のなかに志望したい企業があるようであれば、学校推薦を活用するのも有効な手段ですね。
ネット情報より学内データが最も確実
そのときに志望する人数とその年の企業の採用人数により学校推薦の合格率は変化します。
担当教授や大学のキャリアセンターで過去の推薦者の合格率や推薦結果について確認しましょう。
可能であれば、OG・OB訪問をおこない、学校推薦の対策について先輩の体験談やスケジュールについて直接お話を伺うことができると対策がしやすくなりますね。
また、学校推薦で内定が出た場合、内定辞退はできません。
志望企業についてWebサイトやIRなどをよく読んで、企業理解を深めたうえで学校推薦を活用するかどうかを決定するようにしましょう。
学校推薦の合格率は「一覧では判断できない」と考えるべき
学校推薦というと「推薦=有利」「ほぼ合格」と思われがちですが、実際には企業によって合格率に大きな差があります。
そのため、合格率の一覧のようなデータは公開されていません。大学側も企業側も、毎年の採用人数や評価基準が変わるため、数値として公表していない、できないのが現状です。
最近では、学校推薦を廃止したり、一般選考と同じプロセスで判断したりする企業も増えています。つまり、推薦だからといって必ずしも内定がもらえるわけではありません。
「推薦=大学のお墨付き」だから選考に有利、ほぼ100%採用するという時代は終わり、真剣に選考したうえで学生に合否を出しています。
合格率にかかわらず「自分が本当に行きたい企業」を選ぼう
合格率を気にするよりも、「なぜその会社で働きたいのか」「その仕事にどんな意欲があるか」を明確に伝えられるようにしておくことが、結果的に一番の近道です。
もし迷っている場合は、学校推薦にはデメリットもある点を知っておきましょう。
多くの企業では、「内定辞退」をしない条件で内定を出すため、後からもっと志望度の高い会社から内定が出たとしても断りにくいケースもあります。
法的に辞退することに問題はありませんが、大学・企業双方に迷惑がかかるため、自分自身にも心理的負荷がかかります。
推薦制度はあくまでチャンスの一つ。合格率を気にしすぎず、自分が本当に行きたい企業を選ぶことを大切にしてほしいです。
以下の記事では学校推薦で就職することのメリットや注意点などを解説しています。学校推薦での就職を視野に入れている人は、思わぬ落とし穴にかからぬよう事前にチェックしておきましょう。
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