Q
大学4年生
男性
クレペリンの再検査はなぜおこなわれるのですか?
先日、選考途中の企業でクレペリン検査を受けました。結果、企業から「再検査を受けてほしい」と連絡があり、とても不安になっています。
なぜ再検査を求められるのでしょうか? 何か問題があったのか、企業がどのような意図で再検査を指示しているのかがわからず、不安です。
もし、再検査になった原因に心当たりがある場合、どのように対処すれば良いでしょうか? 再検査に向けて何か特別な準備が必要なことがあれば知りたいです。
再検査の一般的な理由や、就活生として取るべき具体的な行動についてアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「正確に評価し直す必要がある」と判断されると再検査に!
クレペリン検査の再検査を求めているということは、オンライン上のトラブルや結果が不安定な場合などで正確な評価ができないと判断したために再検査になったのではないかと想定できます。
再検査は不合格のサインではなく判断の精度を上げるための手続き
企業があなたのことを正確に見たいという気持ちの表れでもあります。集団受験の場合には、再検査になるケースもときどきあり、けして珍しいケースというわけではないです。
クレペリン検査は「隣り合う2つの数字を足し、2桁になった場合は下1桁のみを解答用紙に記入する」というシンプルな検査で、作業量の変化から能力や性格などを判断する検査です。
どのような感じで取り組んでいたか前回の検査を思い出してみましょう。
前日の十分な睡眠と解く際のスピード維持が大切
特に事前に練習をする必要はありません。前日は十分に睡眠をとり、頭がスッキリした状態で検査に臨めるようにしましょう。
クレペリン検査では一定のスピードを維持しましょう。問題が解き終わらずに途中で終わってしまっても、問題ありません。「時間通りに終わらなかった」と焦ったり影響されることなく、淡々と進めていきましょう。
再検査は結果をより正確に判断するためにおこなわれる
クレペリン検査で「再検査を受けてほしい」と言われると、どうしても不安になってしまいますよね。でも、これは特別に問題があったわけではなく、誰にでも起こりうることです。
企業側が再検査をお願いする理由はおもに二つ。
一つ目は、「結果の安定性を確認したい」から。クレペリン検査は単純作業の積み重ねなので、ペースや集中力のばらつきによって結果が変わることもあります。
そのため、再検査をすることで、より正確な結果を知りたいというわけです。
二つ目に挙げられるのは、「前回の結果だけでは判断が難しかった」ケース。結果がボーダーギリギリだった場合など、採用担当者としては判断をする前にもう一度安定したデータを取りたいこともあります。
再検査は不合格ではなく再確認の意味!
ただ勘違いしてほしくないのは、再検査だからといって不合格が決まったわけではありません。
当日は、焦らずに落ち着いて取り組んでくださいね。具体的には、作業中のリズムを意識し、一定のペースで進めることを心掛けましょう。
前回の結果に過度にこだわらず、「もう一度チャンスをもらえた」と前向きに考えることで、自然と落ち着いて作業できます。
再検査はあくまで企業がより正確に評価するためのものですので、自信を持って臨んで大丈夫ですよ。
以下の記事ではクレペリン検査の出題内容や対策方法などを網羅的に解説しています。これからクレペリン検査を受検する予定があり、少しでも不安を抱えている人は一度目を通しておきましょう。
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