Q

大学3年生
男性

履歴書の封筒の宛名を英語で書く場合、どのような書き方になりますか?

外資系企業へ応募しようと思っているのですが、履歴書を郵送する際の封筒の宛名を英語で書く方法について悩んでいるためご相談させてください。

英語で書く場合に、会社名や部署名、担当者名はどのような順序で書くのが正しいマナーとなるのでしょうか?

また、敬称の使い方などの細かいルールも知りたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/コラボレーター代表

板谷 侑香里

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英語の宛名は「個人名→部署→会社→住所」の順で書こう

英語の封筒では、個人名の宛名、部署名、会社名、住所の順番で書くのが基本です。

宛名は、個人名がわかっている場合には、個人宛に書きます。英語では、男性であれば「Mr.」女性は「Ms.」、医師や博士号保有者は「Dr.」の敬称を付けます。

個人名の次に所属会社と会社名を続けます。部署名の最初の文字は大文字にします。外資系企業の場合には、相手企業の正式な英語表記を確認しましょう。

住所は日本語と語順が逆になる点が注意

もし、担当者の名前がわからないときは、部署宛で大丈夫です。「御中」に近い意味で、「Attn:(Attention)」を文頭に記載しましょう。

英語の住所は、日本と語順が反対で、小さい単位から大きい単位へと記載します。建物の番号、丁目から通り名、区市町村名、都道府県名、郵便番号、国名の順番です。

左上または裏面に自分の住所と氏名を英語で書きます。封筒で文字を記載する際は、鉛筆書きや薄い色は避けて、黒または濃い青のペンを使用してください。

郵送で海外発送する場合には「AIR MAIL」と赤字で左上に記載してください。

キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

若林 宏美

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英語の宛名は「担当者名→部署→会社→住所」で書くのが適切

外資系企業に履歴書を郵送するとき、封筒の宛名を英語で書く場合は、相手に読みやすく丁寧に伝えることが大切です。これは日系企業でも同様で、最初に見たときに丁寧に書かれているとそれだけで印象が良くなりますよ。

基本の順序は「担当者名→役職→部署名→会社名→住所」です。担当者名がわかる場合は必ず「Mr.」「Ms.」「Dr.」などの敬称も忘れずに付けます。

順序や敬称・読みやすさを意識して仕上げよう!

担当者名がわからない場合は担当者名は省略し、「Hiring Manager」や「Human Resources Department」と書くと良いでしょう。

上記を踏まえて例に挙げると「Mr. John Smith, Human Resources Manager, ABC Corporation」と書きます。

さらに、封筒の表面に「Application for [Position Name]」と書くと、採用担当者が中身を確認しやすく、印象も良くなります。

住所は日本の住所をそのまま英語にする場合、「番地→市→都道府県→郵便番号→Japan」の順で書きます。差出人(自分の住所と名前)は封筒の左上に英語で書くと丁寧です。

文字は読みやすく、封筒全体も整った印象になるように意識しましょう。ポイントは、順序を守ること、敬称を付けること、そして読みやすく簡潔に書くことです。

また、封筒は一般的な茶封筒ではなく、白や薄いクリーム色など清潔感のある色がおすすめ。これも日系、外資系問わず、就活の書類を送る際は心掛けてくださいね。

以下の記事では失敗しない履歴書の書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これから履歴書を作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。

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