Q
大学3年生
男性
医療ソーシャルワーカーの志望動機の書き方を教えてください。
現在医療分野に向けて就活をしている学生です。そのなかでも医療ソーシャルワーカー(MSW)の仕事に関心があるのですが、志望動機をどう伝えれば良いのか悩んでいます。
「困っている人の力になりたい」「社会に貢献したい」という思いはあるものの、それだけではほかの医療系職種との差別化ができません。
なぜMSWとして病院で働きたいのか数ある病院のなかでなぜその病院を志望するのかという理由を、どのように考えるべきですか?
面接官に伝わる志望動機の考え方や、学生の立場で意欲を示すポイントについてアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
医療行為との差別化が必要! 具体的な理由を示そう
アピールすべきはなぜ医療(体を治すこと)そのものではなく、その後のケアをしたいのかという点です。
MSWは病気の治療に直接かかわらないというのが一つのポイントです。
具体的には患者様の精神的・経済的なケアや家族関係の調整、医師・看護師・リハビリ職など院内の他職種とどう連携していくのかです。
知識が求められる! 学習意欲をアピールしよう
また、患者の状況に寄り添い、補助金などの利用可能な制度を提示できる知識が必要といった点も挙げられます。
こういった点について「自分はすでに関連知識を持っている」あるいは「今後こういう点を深く学習していきたい」という意欲をプッシュしてもらうと良いかと思います。
医療現場である根拠が大事! 詳しいきっかけを語ろう
この職種の特性上「人の役に立ちたい」という気持ちは、応募する人の誰もが持っているはずです。
そこで重要になるのは、その一歩先「なぜ数ある支援職のなかで、あえて医療の現場で支援したいのか」を言語化できるかどうかです。
この職種を志すにはきっと何か「原体験」があるはずです。たとえば、「家族がお世話になった」「ドラマで見た」「自身がお世話になった」「知人がその仕事をしている」などです。
そのきっかけを丁寧に掘り下げていくと、エピソードがその人固有のものになり言葉に重みが出ます。
なぜその病院か! 具体的な理由で熱意を伝えよう
そのうえで「なぜその病院なのか」という理由も必要です。病院の理念や、地域医療への取り組みをしっかり調べましょう。
「地域の包括ケアに力を入れている点に共感した」「多職種連携のチーム医療に魅力を感じた」などその病院が掲げているものに具体的にどう共感しているかを触れると、熱意が伝わるでしょう。
面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。
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