Q
その他
女性
面接の情報を他社に流されて困っています。
ある会社の面接を受けたのですが、採用担当者が面接の情報を他社に流したようで困っています。
どうすれば良いのでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
思い込みに注意! まずはその企業が情報を流した根拠を整理しよう
まずは質問者さんが書いている「採用担当者が面接の情報を他社に流した」というのが事実なのかどうかを確認すべきかと思います。
「他社が自分の◯◯について知っていたので、前に面接を受けた会社の担当者が情報を流したとしか思えない」という「推測」なのであれば、それだけで決めてしまうのは危険です。
質問者さんが「採用担当者が面接の情報を他社に流した」と判断した根拠となるものを集め、そのうえで会社に直接問い合わせてみましょう。根拠となるものとして、たとえば質問者さんと他社のやりとりのなかで出た言葉、メールの記録などが考えられます。
キャリアセンターや労働局の相談窓口の利用がおすすめ
それらの集めた根拠を持って「面接の内容を他社へ提供した事実があるのか」を確認しましょう。その結果、他社へ流出したという事実があれば大学のキャリアセンターや、各都道府県の労働局に相談窓口があるので、相談してその後の対応についてアドバイスをもらいましょう。
逆に「誤解だった」ということもあり得るので、最初から決めつけて問い合わせるのではなく、あくまで確認させてほしいという姿勢でコンタクトをとるのが良いかと思います。
一人で悩まず応募時に利用したサービスの窓口や行政の相談機関を頼ろう
他社に自分の面接情報が流れたというのが本当だとしたら大問題です。
応募した求人はどこで見つけましたか。求人が掲載されている就職情報サイトやハローワークには、苦情受付窓口が設置されているので、そこに申し出ましょう。事実調査や、今後の対応について一緒に取り組んでくれます。
苦情相談窓口がわからなかったら、各都道府県には総合労働相談コーナーという相談機関が設置されているので、調べて相談に行きましょう。
相談の前に経緯の整理が必要
相談に当たっては、説明がしやすいように、事実経緯を整理して紙にまとめておきましょう。「面接の情報を他社に流したようだ」というのは、具体的にはどんなことが起こったのか、そしてどんな不利益事態が起こっているか・今後起きそうな懸念があるのか。
紙に書いてまとめていくうちに、不利益事態の懸念が実はそんなに高くなかったり、自分が不安に思っているだけで、情報漏えいが本当に事実なのかが整理されるかもしれません。
そうしたら「本当に困ったら、ここに相談に行こう」というお守り代わりの知識を得ることにも役立つと思います。
就活の相談先はたくさんあります。こちらの記事を参考にして、適切な相手に相談をしてみましょう。