Q
大学4年生
女性
内定後の過ごし方として、入社までに何をすべきですか?
先日、無事に内定をいただき、入社までの数ヶ月をどう過ごすべきか悩んでいます。
専門知識の勉強を始めるべきか、学生生活最後の自由な時間を楽しむべきか、周囲の意見もさまざまで迷っています。
入社後に同期と差がつかないように、今のうちに準備できることなどはありますか?
入社までの期間に優先して取り組むべきことや、社会人として良いスタートを切るための具体的な過ごし方を教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
社会人に必要となる体力とビジネス知識を固めよう
内定後の過ごし方を考えるうえで必要なのは基礎体力、社会人基礎、ビジネス基礎、配属先に近いスキルの4つです。
まず、基礎体力は睡眠・運動・口腔/眼科検診・予防接種・生活リズムの固定化など基礎的な部分です。特に社会人になると運動習慣がおろそかになりがちなので、長く続けられるルーティンをあらかじめ確立できると良いでしょう。
社会人の基礎として、自分のお金のことと事務については把握しておきましょう。
具体的には住民税・年金・健康保険の切替、源泉徴収票や銀行/印鑑、賃貸や通勤ルートの事前確認、PCに使い慣れていない人はPCに慣れておく、セキュリティに関する学習などです。
ビジネス基礎は、以下のようなことをやっておけると安心です。
・タイピング
・ビジネスメールの型
・議事録のテンプレ・Excelの基本(VLOOKUP/XLOOKUP、Pivot、基本統計まで知っていると良い)
・PowerPointのレイアウト原則(「ノンデザイナーズ・デザインブック」という本がおすすめです)
・ロジックツリーとMECEについて学ぶ
・新聞記事などの1分要約の練習
・会計の超入門(BS/PL/CF)
配属先に近いスキルについては職種ごとに優先順位を決め、人事などに確認しながら先回りで学習をしていくと良いでしょう。
その際、入社後に具体的に使う資料(出力形式などもわかっていると慣れやすいですね)やデータをイメージしておけるとよりスタートダッシュできます。入社前には、SNSの公開範囲や投稿履歴の棚卸し、名刺交換やメール署名の作法も整えておくと安心です。
学生のうちにしかできないことを入社までにやろう
いろいろなことをアドバイスしましたが、学生のうちはとにかく学生のうちでないとできないことを全部やっておくことが大事です。
たとえば「トランジットが多くて社会人になったらなかなかいけない場所に行く」「学生という立場を使い、いろいろな会社の人の話を聞く」「学生のうちにやっておきたかったことを片っ端からやる」などがあります。
肩肘張らず、やるべきことを見極め、有意義な時間を過ごしてください。
正解はない! 社会人になる準備と心身を整えよう
まずは、内定おめでとうございます。すでに前を向いて準備に取り掛かる姿勢は素晴らしいですね。
この時期は「何をすべきか」と悩む学生がとても多いです。以前サポートした学生のなかにも、入社前に資格の勉強に励む人もいれば、旅行や趣味に打ち込む人もいました。
ですが、どちらが正解というわけではありません。大切なのは社会人として良いスタートを切る準備と心身を整える時間のバランスです。
生活習慣の調整から! 今しかできないことも楽しもう
社会人になると、想像以上に自分で時間をコントロールする力が問われます。ですから、この期間に早寝早起き、ニュースを習慣的にチェックするなど、生活リズムを整えることが第一歩です。
加えて、アルバイトやボランティアなどで仕事をやりきる経験を積むのもおすすめです。責任感や報連相の意識が自然と身につきます。
もちろん、学生時代にしかできないことを思い切り楽しむことも大切です。
友人や家族との時間、自分の好きなことに没頭する経験は、社会人になってからの糧になります。焦らず、自分らしい準備と充電を両立させて、新しい一歩を迎えてくださいね。
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