完全週休二日制は、毎週必ず週2日休める制度を指します。土日固定でなくても、会社カレンダー上で年間を通じて週2日の休日を確保します。

一方、週休二日制は月に1回以上、週2日休みがあるだけで、毎週とは限りません。

ご質問にあった祝日の扱いは企業次第であり、完全週休二日制＋祝日休みもあれば「完全週休二日制（祝日は出勤）」もあります。

もし求人票に「年間休日○○日」があれば、120日前後なら土日＋祝日相当、105～115日なら土日中心で祝日一部出勤の目安と考えてください。

求人に明記がない場合は根拠と実績を問い合わせよう！

明記がないときは、会社カレンダー・所定休日の曜日・祝日の扱い・年末年始/夏季/計画年休の有無を問い合わせることで、認識の相違を防ぐことができます。なお、有給は法定の別枠なので、所定休日に含めてカウントはできません。

もし明確に記載がない場合、面談では、会社カレンダーなど年間休日の根拠と昨年度の実績の両方を確認することで誤解が防げておすすめです。

「完全週休二日制」とは、1年を通じて毎週必ず2日間の休みがある制度を指します。つまり、どの週にも最低2日は休みが確保されるという意味です。

ただし、この2日が必ず土日とは限らず、シフト制で火・水や日・月が休みになるケースもあります。

また、祝日や年末年始休暇は法律上週休とは別枠で扱われるため、「完全週休二日制＝祝日休み」とは限りません。

多くの企業では土日休み＋祝日休みとして年間休日120日以上となることが多いですが、業種や職種によっては週2日休みのなかに祝日が含まれる形もあります。

祝日休みかどうかは年間休日数と休日欄の表記で見極めよう

求人票で祝日の扱いを判断するには、休日欄に「土日祝休み」と明記されているか、「年間休日」の記載があるかを確認することが重要です。

年間休日が120日前後なら土日祝休みが多く、105日程度なら祝日含まず週休2日制可能性が高いです。

もし求人票に明記がない場合は、面接や応募前の問い合わせで「祝日はお休みになりますか？」「年間休日はどのくらいですか？」と確認してかまいません。

「完全週休二日制」の言葉だけで判断せず、休日の種類・曜日・年間休日数を総合的にチェックすることが、安心して転職先を選ぶポイントです。