Q
その他
男性
源泉徴収票で短期離職はバレますか?
転職活動をしている者です。実は前の会社を3カ月で退職していて、できれば次の選考ではその職歴を伏せておきたいと考えています。
しかし、内定後の入社手続きの際に源泉徴収票の提出を求められた場合、短期離職の事実がバレてしまうのではないかと不安です。
源泉徴収票に記載されている内容と、短期離職が会社に知られる可能性について、詳しく教えていただけますでしょうか?
また、もしバレてしまう場合、正直に伝えるべきかなど、今後の対応についてもアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
源泉徴収票で短期離職を推測されることは十分にある!
源泉徴収票には支払金額、源泉徴収税額、社会保険料控除額、支払者名などが記載され、在籍期間そのものは載りません。
ただし、同一年内に複数社の源泉徴収票が発行されること、途中入社で前職がある場合は年末調整の要否、住民税の特別徴収切り替え、前職からの異動届などから、採用側は短期在籍の可能性を高い確度で推測します。
さらに、入社手続きでは雇用保険被保険者番号、年金の資格喪失・取得日も照合されるため、経歴の不一致は実務で露呈しやすいです。
短期離職は「事実→学び→再発防止」の流れで説明しよう!
対応は誠実一択です。短期離職を伏せるより、「事実→学び→環境要因・自身の準備不足・ミスマッチの見立てと対策といった再発防止」を一貫したストーリーで説明しましょう。
たとえば、「要件定義未経験で着任し早期につまずいた→業務理解と基礎を補う計画が不十分→以後は○○資格学習とメンター活用を前提に職務を選ぶ」などです。
源泉徴収票の提出は年末調整上ほぼ必須ですが、どうしても避けたい場合は自分で確定申告に回す運用も理屈上は可能です。ただし隠す意図は逆効果。
信頼を損なわないためにも、職歴は正確に開示し、整合性のとれた説明と推薦状・成果物で補強しましょう。
源泉徴収票だけでは短期離職は特定されないが注意が必要
源泉徴収票には、勤務先名や在籍期間そのものは記載されません。記載されているのは、支払金額・給与総額、源泉徴収税額、社会保険料控除額などの数値情報のみであり、退職理由や在職期間が直接わかる項目はありません。
そのため、源泉徴収票を提出しただけで「前職を3カ月で辞めた」と明確に知られることは基本的にはありません。
金額や保険加入履歴から在職期間を推測される可能性はある
ただし、会社は入社時に前職の源泉徴収票をもとに年末調整をおこなうため、あなたの前年の給与総額や支払時期を把握できます。
もしその金額が非常に少ない、あるいは支払い期間が短いと、「在職期間が短かったのでは?」と推測される可能性があります。
また、社会保険や雇用保険の加入履歴は行政のデータで管理されているため、企業がハローワークや年金事務所を通じて確認すれば、過去の加入期間からおおよその勤続期間はわかってしまいます。
したがって、完全に隠すことは難しいと考えておいたほうが現実的です。もし短期離職を問われた場合は、正直に説明したうえで、「なぜ短期間で辞めたのか」「そこから何を学んだのか」を前向きに伝えることが大切です。
効果的なES対策をしたいなら
「内定者ES100選」を使いましょう!
「ESに何を書けばいいか分からない…」と悩んでいませんか?就活は限られた時間で効率的に進める必要があります。ESだけに時間をかけすぎるのはNGです。
そんな時に役立つのが、「ES回答例100選」。大手企業に内定した先輩たちの実際のESが無料で見られます。
業界や職種ごとのES例を参考に、効率よく志望企業のESを完成させましょう!





