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女性
会社員に向いてない女性ってどんな人ですか?
入社数年目の会社員女性です。「会社員に向いていない」という思いが強くなっていて、将来的に会社員を辞めたいと考えています。実際に、会社員に向いていない女性ってどんな特徴があるのでしょうか?
私の場合は、会社のルーティンワークや人間関係に息苦しさを感じてしまったり、成果を出すことに喜びよりもプレッシャーを感じてしまったりする傾向があります。今のまま会社員を続けていても、自分らしい働き方はできないのではないかと焦っています。
私のような「会社員に向いていない」と自覚している女性には、どのようなキャリアの選択肢が考えられるでしょうか?
フリーランス、専門職、起業など、具体的にどんな働き方があるのか、またそういった働き方に移行するために今から準備すべきことについて、アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
会社員への向き不向きは自分の価値観とのズレが本質になる!
前提として、会社員への合う/合わないは性別で決まるものではありません。問題は性別に関係なく、現在の職場の前提と自分の価値観・強みのズレです。
たとえばルーティンの多さに息苦しさを覚える人は、課題発見や企画・改善の余地がある職域のほうが力を発揮できることが多いです。
また、評価の圧を重く感じやすいなら、成果基準が明確で自己裁量の高い専門職やプロジェクトベースの働き方のほうが心理的に安定します。
現職でのジョブ・クラフティングを試してみるのが第一歩!
選択肢としては、広報・編集・デザイナー・データ分析・カスタマーサクセスなどの職能特化、場所や時間の裁量が得やすいリモート中心の職場、準委任や業務委託による複業などが挙げられます。
少人数企業でのジェネラリスト、いずれ起業を見すえたスモールステップなども考えられるでしょう。
上記のようなキャリアへの移行への準備は、以下のようなことから始めるのが安全です。
・自己理解の言語化:価値観/得意・苦手/理想の1日の過ごし方を可視化する
・スキルの棚卸し:過去どんな仕事にかかわり、どんなスキルを得たかポートフォリオ化
・最低半年分の生活資金の貯金や保険の点検
・週5%の副業を試してみて適性を仮説検証
・現職でのジョブ・クラフティング、業務再設計
会社員であることをやめる前に、「どんな条件の会社員なら自分らしく働けるか」を一度探り、それでも合わないと確信できたら、小さく試し、大きく移る。これが無理のないルートで、おすすめです。
会社員への向き不向きよりもまずは環境との相性を疑うべき
質問文を読ませていただいて、まず感じたのは、本当に会社員に向いていないのか? という疑問です。
会社という場所を考えたときに、業界、そのなかの職種、働き方、かかわる相手などなどさまざまな会社があるわけです。相談者さんが今いらっしゃる会社だけが、会社のすべてではなく、会社員としての働き方もさまざまです。
今の会社だけで自分の適性を判断する必要はない
会社員に向いていないと決めつけてしまう前に、現在の会社のどの部分が自分に合わないのかを考えてみてはいかがでしょうか? その次に、「自分に合わない会社ではない会社とは、働き方とは」と考えてみましょう。
市販の本や、人材系の企業が新卒の方に向けて無料で配布している冊子で業界地図というものがあります。この本では、多様な業界が紹介されています。手に取って、全体を眺めているだけでも今と違う働き方が見えてくるかもしれません。
もちろんフリーランス、専門職、起業などの選択肢も入ってくるとは思いますが、まずは会社員としての働き方の可能性をもう一度考えてみてください。
フリーランス、専門職、起業などはそれまでに自信が身に付けたスキルや今までの経験をもとにスタートするものも多いと思います。
そのため、もしそのような働き方を目指すのであれば、「どのようなジャンルで自分が何をしていきたいのか」「そのためにはどのような準備が必要なのか」をよく考えて行動に移しましょう。
既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう
既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。
これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。
また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。
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