Q

大学3年生
男性

企業が「仕事に対する姿勢」で見ているのはどんな点ですか?

面接で「仕事に対する姿勢」を聞かれたとき、どんな点を伝えれば評価されるのか分からず悩んでいます。

「やる気があります」「頑張ります」といった抽象的な表現ではなく、どのような考え方や行動を根拠に伝えるべきでしょうか?

企業はどんな姿勢を仕事に対する前向きさとして評価しているのか、学生時代の経験を交えて話す際のポイントを教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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就活塾「我究館」副館長/キャリアコンサルタント

吉田 隼人

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成果が出るか! 結果につながる具体的な資質を示そう

結論、企業が本当に見ているのは成果につながる行動ができる人かどうかです。

営利企業である以上、どれだけ成果を出せるかは常に求められるポイントであり、面接でも選考でも、そこにつながる資質や行動特性が細かく評価されています。

そのため、「やる気があります」「頑張ります」といった抽象的な表現だけでは、行動に再現性があるのか、困難な状況でも結果に向かって動けるのか、といった本質的な部分が企業には伝わりません。

熱意を示すこと自体は悪いことではありませんが、それだけでは採用担当者が判断できないのです。

結果を出す人間として説得力のある話をしよう

では、何が評価されるのかというと、主体性や継続力のように、成果に直結する行動の根拠を示せる力です。

主体性とは、単に指示されたことをこなすだけではなく、自ら課題を発見し、必要な行動を計画し、周囲を巻き込みながら前に進められる人を指します。

また継続力とは、順調な時だけではなく、上手くいかない状況でも諦めずに取り組み続ける姿勢のことです。

これらはすべて「この人は入社後に成果を出せるか」を判断するための重要な材料になります。企業が本当に知りたいのは、熱意そのものではなく、その熱意がどのような行動となって表れるのかという点なのです。

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

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継続力が見られる! 仕事をやり抜く姿勢を伝えよう

企業が仕事に対する姿勢として見ているのは、おもに責任感・協調性・向上心(主体性)といった点です。

背景として、採用担当者は突然来なくなるといった事態を最も懸念しています。

そのため、「任された仕事を最後までやり遂げられるか」「周囲とコミュニケーションを取り、協調できるか」「受け身ではなく、自ら改善・成長しようとするか」を見ています。

抽象論はNG! 何かをやり遂げた実例をPRしよう

伝え方としては、抽象的な言葉だけでは伝わりません。

アルバイトや学業において、「大変な状況下で、自ら〇〇を提案して改善した経験」や、「〇〇という目標に対し、最後まで投げ出さずに継続してやり遂げた経験」などを話してください。

具体的なエピソードを交えてアピールすることで、「この人なら信頼して仕事を任せられる」という評価につなげましょう。

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