Q
大学3年生
男性
趣味が映画鑑賞なのですが、就職活動でどうアピールできますか?
趣味が映画鑑賞なのですが、ボランティアやサークルなど、仕事に直結しそうな趣味を持つ人と比べると、映画鑑賞はアピール力が弱い気がします。
映画は主にリフレッシュ目的で楽しんでいるため、ただ見ているだけと思われないか不安です。
自己PRや面接で、映画鑑賞をアピールすることは有効でしょうか?
もし効果的に伝えられる方法があれば、映画鑑賞をどのように自己PRにつなげれば良いか、具体的なアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
アピールは難しい! 人柄を示す材料として使おう
結論から言うと、自己PRや面接で映画鑑賞の趣味を伝えること自体は問題ありませんが、アピールになるかというと基本的にはなりません。
あなたは、映画鑑賞はリフレッシュ目的であると明言しているため、リフレッシュするためのアクションが自己PRにはならないでしょう。
ただ、アピールの切り口によっては、強みやガクチカではなく、人柄を伝えるうえで非常に役に立つことがあります。
好きな理由を深掘る! あなたの性格を紐解こう
具体的には、「どんな作品が好きか」と「それはなぜか」を伝えることです。
映画鑑賞が好きなのであれば、おそらく好きな作品があるはずです。それを「なぜ好きなのか」という点から言語化してみましょう。そこに、あなたの価値観や性格が表れていることが多いです。
「映画鑑賞」という趣味自体にアピールする点は限りなく少ないですが、好きな作品とその理由を伝えることによって、あなたの価値観や性格を伝えることができ、うまくあなたのことをPRすることができます。ぜひ、言語化してみましょう。
伝え方次第! 作品を通して得たことを話してみよう
趣味が映画鑑賞であることは、一見仕事と無関係に思えますが、伝え方次第でアピールになります。
たとえば、視点の一つとして他者理解や感性をアピールできます。映画は多様な世界観や価値観、知らない文化や職業に触れる機会です。
そこから「感性が養われた」「他者理解の重要性を学んだ」といった側面を話すことができます。
セルフマネジメントの証明にも! 自信を持って話そう
もう一つの視点として、セルフマネジメント能力もアピール可能です。「リフレッシュ目的」というのも有効で、仕事をするうえで、自分でストレスを解消し、気持ちを切り替えるセルフマネジメント能力は重要視されています。
趣味の欄はその人らしさが伝わる大事な項目です。自身の好きなことを、上記の観点に絡めて自信を持って語ると、面接官にも良い印象を残すことができます。
面接で趣味について質問された際の面接官に刺さる回答方法については以下の記事で解説しています。「自分の趣味についてどう伝えたら良いかわからない」と悩みを抱えている人はぜひ参考にしてください。
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