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事務職に転職希望ですが、営業職ばかりおすすめされます。
転職エージェントに登録して転職活動をしていますが、おすすめされる職種が営業職ばかりです。
現在は事務職として勤務しており、転職先でも事務職を希望していますが、まだ経験が少ないと判断されているのか書類選考で見送りになってしまうことが多いです。
事務職の前は接客や窓口業務を長く経験してきているため、適性があると判断されているのでしょうか。顧客と直接かかわるという点は共通していると思いますが、厳密には少し毛色が違うイメージがあります。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
経験が少し重なってかつ人手不足の分野だから紹介されている可能性が高い
転職エージェントは、経験がある職種に即戦力として転職したいときに役立ちます。もしくは、人手不足の業種・職種に挑戦したいときにも、「今こういった仕事がニーズが高いですよ」と紹介してくれる機能を果たします。
そのため、経験が浅い場合には人気職の事務職は紹介されず、経験が少し重なる+人手不足分野の営業職を紹介される仕組みになっていると考えられます。
接客・窓口業務と営業は、対人対応業務という点で営業職と経験が少し重なりますね。中途転職は「経験と同じか、経験からの応用が利くか」で即戦力性が判断されるので、応用としてチャレンジしてみてもいいゾーンといえます。
ただ、チャレンジにはなるので、自身の意欲が何より大切です。
エージェントを介さない応募も並行して進めよう
事務職を希望するなら、エージェントを通さず一般求人に応募していく方が可能性が高いですよ。
その際も、「事務職ならどこでもいい」ではなく、応募先の企業研究を入念におこない、「多数の事務職募集求人でもなぜ御社か」が自分の言葉で伝えられるようにしましょう。
求人サイトやハローワークで探して、転職エージェントの応募と自主応募を使い分けていくと良いですよ。
人手不足の業界はこちらの記事で詳しく解説しています。人手不足の業界で働くメリットや注意すべきポイントも紹介しているので、気になる人は参考にしてみてください。
エージェントサービスはビジネスモデルを理解したうえで利用しよう
転職エージェントのビジネスモデルを理解すると、エージェントとの付き合い方の注意点が見えてきます。転職エージェントは求職者を企業(=顧客)に紹介することで、顧客から紹介料をもらいます。
つまり、転職エージェントは求職者が求めている仕事をそのまま紹介するわけではなく、顧客から依頼をもらっている仕事の中から求職者に合いそうなものを紹介するのです。
たとえば、求職者が「Webデザイナーの経験があり、同じような仕事を紹介してください」と転職エージェントに伝えたとします。しかし、そのエージェントの顧客の中にWebデザイナーが欲しいといっている企業がなければ紹介できないのです。
しかし、それではエージェントは売り上げが出せないので、手持ちの案件の中で求職者の能力や経験を少しでも活かせそうなものに当てはめようとすることがあります。
エージェントに頼りっきりにならずに自身でも情報収集を続けよう
転職エージェントのビジネスモデルゆえに、必ずしも求職者の希望を優先してくれるわけではないので、そこはそういうものだと理解したうえで付き合うのが良いかと思います。
もちろん自分にぴったりの案件を紹介してくれることもありますから、決して転職エージェントが良くないということではありません。
大切なことは転職エージェントだけで探すのではなく、自分でも求人検索するなど求人情報を複数から得るように動くことで、適職を見つける確率を上げることなのです。
事務職は志望者が多い人気の職種です。以下の記事では高評価が得られる志望動機の作り方を解説しているので、事務職への就職・転職を希望している人は、チェックしてみてください。
こちらのQAコンテンツでは、事務職で採用されやすい人の共通点をキャリアアドバイザーが解説しています。併せてチェックしてみましょう。