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転職の面接の自己紹介で話せる実績がない場合、どうすれば良いでしょうか?

現在転職活動中で、近々面接を控えています。過去の経歴の中でこれといった華々しい実績がなく、自己紹介で何を話せば良いか悩んでいるため相談させてください。

前職では地道な業務が多く、売上アップや大きなプロジェクト成功といった誰にでもわかりやすい実績がありません。正直アピールできるものが見つからないので焦っています。

実績がない場合でも面接の自己紹介で採用担当者に好印象を与え、アピールできるような話し方や内容はあるのでしょうか?

実績に乏しいと感じている私のような転職者が、自己紹介で工夫すべきポイントや具体的にどのようなエピソードを選んで話すべきか、アドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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国家資格キャリアコンサルタント/高校教諭一種 保健体育

徳田 このみ

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工夫と役割を言語化してみよう

自己紹介で必要なのは華々しい実績ではなく、あなたが「どんな仕事をしてきて、どう工夫してきたか」を具体的に話すことです。

まず知っていただきたいのは、あなたにとっての普通の業務はほかの人にとって普通ではないということです。

地道な仕事は誰にでもできるものではありません。売上アップやプロジェクト成功の裏には必ず正確な事務処理や顧客対応、調整業務など見えない支えがあります。

日々の業務を棚卸ししよう! 地味な工夫こそ評価される材料になる

まずは自分の業務を具体的に棚卸ししてみましょう。

①どんな業務を担当していたか

日々のルーティンでも構いません。

【例】
「〇〇を担当し、〇〇の進行を安定させる役割を担っていた」など、「役割」を言語化してみてください。

②その業務をどう工夫したか

工夫=実績です。

【例】
・作業をミスなく回すために工夫した点
・周囲と連携するために気を付けた点
・効率化のために取り入れた方法

こういった積み重ねは採用側が一番知りたい部分です。

棚卸しをしていくと「自分の小さな取り組みがチーム全体の安定運営につながっていた」など、自分の業務がどこにつながっていたのかがはっきりしてくるはずです。

それをそのまま自己紹介に組み込めば、華々しいエピソードがなくても強みとして伝わります。

自己紹介はすごい実績を並べる場ではなく、仕事の姿勢と再現性が伝わる話をする場です。

地道な業務こそその人の丁寧さ・誠実さ・継続力が表れやすいので、自信を持って言語化しましょう。

キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表

野村 芳克

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実績がなくても大丈夫! 失敗からの学びを語ろう

実績というと、成功体験や手柄話のような輝かしいものをイメージしがちです。

しかし人が最も成長するのは、成功体験よりも失敗やうまくいかなかったことから学ぶときです。

面接官も、結果(できたか・できなかったか)だけを見ているわけではありません。

うまくいかなかったことをどうとらえ、何が問題だったかを分析し(課題化)、改善するためにどう行動し(PDCA)、その結果どうなったのかを整理しましょう。

「どう捉え、どう行動したか」その過程が武器になる

トラブルや失敗こそ、その人の物事のとらえ方や行動特性が表れる絶好の具体例になります。

どんな小さなことでもかまいません。

アルバイトや部活動、極端に言えば家族関係の悩みでもそこから何かを学び、次につなげた経験があればそれは立派なアピールポイントになります。

面接時の自己紹介の作り方や効果的な伝え方は以下の記事で解説しています。「どんな自己紹介をしたら良いかわからない」と悩む人は、ぜひ参考にしてください。

面接本番前の方へ
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