Q
大学3年生
男性
内定後に質問すべきことはありますか?
無事に内定をいただき、入社に向けて前向きな気持ちでいます。しかし、入社後に「聞いておけば良かった」と後悔しないか不安で、内定承諾前に企業へ何を質問すべきか悩んでいます。
特に、配属部署の決定時期や入社までの課題、具体的な働き方など、入社後のミスマッチを防ぐための情報を引き出したいのですが、人事の方に「しつこい」と思われないか、質問のバランスに迷いを感じています。
内定者として、入社後の具体的なイメージをつかむために絶対に確認すべき事項は何でしょうか?
また、聞きづらい残業や異動に関する質問を、失礼なく前向きな姿勢で尋ねるための具体的な言い回しや、質問リストの作成方法など、専門家の方の具体的なアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
入社の納得感を得るための質問を前向きな姿勢でしよう
内定後の質問は慎重さよりも納得感のある入社準備のためにおこなうものです。企業側も、入社意欲をもって前向きに質問する姿勢は好印象に受け止めます。
ポイントは「働くイメージを明確にしたい」「早く戦力になりたい」という前向きな意図を添えて尋ねることです。
たとえば配属や人事異動などに関しては「入社後スムーズに業務に慣れるために、配属の流れを理解しておきたいのですが…」「キャリア形成の観点から、部署異動はどのようなタイミングで行われますか?」
質問は3分野に分ける! 内容を整理して誠実に聞こう
質問リストは「仕事内容」「環境・風土」「成長機会」の3分類で整理するとバランスが取れます。
疑問を解消することは、入社後のミスマッチを防ぐ大切な準備です。誠実に質問する姿勢こそが、社会人としての第一歩です。
回答をもらった際には「ありがとうございます。安心しました」「具体的にイメージできました」と一言添えることで、相手に好印象を残せます。
また、質問内容はメールやメモで整理し、面談前に優先順位を決めておくと、限られた時間で要点を的確に聞け、社会人としての準備姿勢も伝わります。
入社への前向きな気持ちが感じられる質問をしよう
意思決定のために気になることがあれば、率直に聞くべきです。
よくある質問としては、「配属先はどのように決まりますか」「入社までに準備しておくべきこと(勉強など)はありますか?」といった前向きなものです。
企業側も内定者のフォローに力を入れていますから、「入社3年目までに求められるスキルを身に付けるために、今から何を準備すれば良いですか」といった、自身の成長意欲を示す質問は好印象につながるでしょう。
条件についてもOK! 聞きたい理由も必ず添えよう
最近はワークライフバランスを重視する学生も増えていますし、副業に関心がある人も多いので、(残業や福利厚生なども)聞いてもかまいません。
ただし、聞き方が重要です。単に「残業はありますか」と聞くのではなく、理由と結びつけましょう。
たとえば副業について、「自身の成長や経験の幅を広げることに関心があるのですが、御社には副業に関する制度はありますか」と聞けます。
また、残業については、 「(ワークライフバランスを大切にし)常に100%の力を発揮したいと考えています。御社の業務で、年間を通した繁閑(忙しい時期)の波などはありますでしょうか」といった聞き方をしてみましょう。
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