Q

大学3年生
男性

「思う」の敬語表現は何が適切でしょうか?

面接で自分の考えを話すとき、「~だと思います」という表現を多く使ってしまい、丁寧さに欠けるのではないかと気になります。

「思う」の敬語表現で、面接で不自然でない適切な言い方は何でしょうか?

「思う」をより自然で丁寧に言い換える方法や、面接で印象良く聞こえる話し方の工夫について教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャルプランニング技能士

塚本 智美

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場面ごとに丁寧な言い回しを使い分けよう

「思う」は一般的な表現ですが、どんな表現にしろ回数が多いと自信がない印象につながることがあります。そこで、「思う」を丁寧かつ自然に言い換える方法をいくつか紹介します。

面接でよく使われる適切な言い換えとしては、「考えております」「認識しております」「感じております」などが挙げられます。「思います」よりも丁寧で、論理性や根拠をもって話している印象です。

また、自分の経験を語る場面では、「〜と感じました」「〜と実感しました」のように、体験に基づいた表現を使うと説得力が高まります。

一方、志望動機や自己PRなど、明確な意思を伝える場面では、「〜と考えております」「〜ととらえております」といった表現が、落ち着いた印象となるのでおすすめです。

自信を持って言い切ることで好印象を残そう

面接では、丁寧さだけでなく、自分の考えを自信をもって伝える姿勢が評価されます。表現に迷ったときは、「これは事実なのか、意見なのか」を意識し、適切な言葉を選ぶことで、自然で落ち着いた話し方に近づけますよ。

「思う」を避けるための工夫として、結論から明示する話し方が効果的です。「○○です」ということで意図を明確に伝えられます。

キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表

野村 芳克

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「考えている」「感じている」などで評価を上げよう

「思います」ばかりだと、「思っているだけ」という弱い印象を受けてしまう可能性があります。

そこで、言葉遣いを整えると、面接官の受け取り方は大きく変わります。「思います」ばかりだと「自信が弱い」「考えが浅い」と見られがちですが、「〜と考えています」「〜と感じています」と言い換えるだけで、論理性や主体性が伝わります。

私が支援した学生でも、この言い換えを意識しただけで「話が明確になった」と評価が上がった例があります。

大切なのは、言葉を変えることで「考え抜いた姿勢」が伝わるということです。まずは1つの面接で3回以上「〜と考えています」を使うつもりで練習してみてください。

強調する言葉や丁寧語で気持ちを表現しよう

より強く自分の意見を伝えたい場合は、「~と確信しています」「~と認識しています」「~ととらえています」といった表現も使えます。

「私は、」と主語を補ったり、「います」といった謙譲語を適切に混ぜたりすると、より丁寧になります。

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