Q
大学4年生
女性
就活を5月から始める人がすべきことは何ですか?
私は5月から本格的に就職活動を開始する予定ですが、周りはすでにインターンシップや選考に進んでいます。大幅な出遅れを感じてしまい、このままでは間に合わないのではないかと焦っています。
自己分析や企業研究、エントリーシート(ES)作成など、やるべきことが山積みで、何から手をつけたら良いのかわかりません。
5月スタートでも周囲に追いつき、希望する企業の内定を獲得するためには何をすべきなのでしょうか?
また、この時期からでも間に合う業界や、効率良く就活を進めるための短期集中型のスケジュール管理術などのアドバイスもお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
5月からでも大丈夫! 即応募が成功の鍵
まずは自己分析から始めてください。自己分析がすべての土台となります。自己分析をする際も絞っておこなうことがおすすめです。たとえば、強みや価値観を見つけられると次のステップに進みやすいです。
自己分析をするために、まずはモチベーショングラフから始めてみましょう。これは、幼少期から現在まで起こった出来事に対してモチベーションが上下するタイミングに「どんなことが起こったのか」「なぜモチベーションが変化したのか」を深掘っていく方法です。
このワークをすることで、前向きに取り組めることや自分にとってネガティブに働くことがわかります。会社の環境選びや自分の強み・弱みを見つける足掛かりとしてください。
スピード感が命! 悩んでいる暇はないと心得て
最速で自己分析がおこなえたら、企業や業界の研究をおこなってください。このときのコツは、自分の強みとの共通点が見つかったらすぐにエントリーをすることです。悩む暇はない、という心掛けで応募を進めましょう。
多くの企業では3月に正式にエントリーが解禁されます。場合によっては、それ以前にインターンシップを通して選考をおこなっている企業もあります。
枠が埋まる可能性もあるため、気になるところにはすぐ応募をしましょう。
スケジュールとしては、5月の2週目までにはエントリーを完了させてください。とにかくスピード意識です。自己分析や対策はエントリーと並行しながらやっていきましょう。
応募数を増やして遅れを取り返そう
一般的なスケジュールよりは遅れていますが、まだ間に合いますよ。
まずは自己分析を急ピッチで進め、志望動機や自己PRを固めてください。そして、質を高めつつも、とにかくエントリー数を増やして場数を踏むことが大切です。過去のエピソードを棚卸しして、書類選考や面接に備えましょう。
自己分析をフレームワークに沿っておこなおう!
自己分析では、仕事選びの軸を3つだけ言語化してみてください。たとえば、「人の成長に関われる」「地方勤務OK」「チームで動く仕事」などです。
これまでの経験の棚卸しは紙にまとめてみましょう。アルバイト、部活・サークル、ゼミ、ボランティアなどで「頑張ったこと」「続けたこと」「工夫したこと」に限ってエピソードを箇条書きします。A41枚でかまいません。
ここまでやったら、大学のキャリアセンターや、公共の相談窓口(新卒応援ハローワークなど)に一度持ち込むのがおすすめです。
企業は幅広く探そう!
5月以降も採用を続けている企業を幅広く探しましょう。自己分析で見えてきた業界に軸を据えるのは良いですが、こだわりすぎには注意してください。
大手企業は一般的な就活のスケジュールに沿った選考をおこなっているケースが多いです。そのため、大手企業に限らず、中小企業やベンチャー企業、通年採用をおこなっている企業を探しましょう。5月でもまだ募集している可能性があります。
この時期の就活は、なるべく多くの企業に応募することと、スピード感を持って面接の対策を進めることが大切です。
多くの企業への応募には、共通パーツを使いまわすことが鍵
多くの企業へ応募する際、「毎回ゼロから書く地獄」から脱するためには、ESを「共通パーツ」と「企業別パーツ」に分けるのがおすすめです。
「自己PR(1分・3分・200字・400字など数パターン)」「ガクチカのエピソード(2〜3本)」「働き方の軸・将来像」は使い回し、「なぜその業界か」「なぜその会社か」「その会社だからこそ活かせる自分の経験」のみその都度考えるようにしましょう。
自己PRや志望動機もパターン化・フォーマット化が可能!
また、ガクチカや自己PRは毎回構成から悩む必要はありません。
「結論」「具体的な行動・工夫」「課題・困難と乗り越え方」「結果・学び」「仕事でどう活かすか」というフォーマットを固定しておきましょう。考える負荷が減り、量産と推敲がしやすくなります。
さらに、志望動機では、「業界・会社・自分」の3段構成をテンプレ化しましょう。
たとえば、「業界に興味を持ったきっかけ」「そのなかでなぜこの会社が良いのか」「自分の経験や強みはどう活かせるか」を考えておき、「会社」の部分だけ企業研究結果に合わせて差し替えると、速さとオリジナリティが両立しやすいです。
スケジュールや書類は「見える化」がおすすめ
多くの企業に応募するからこそ、日程や書類の管理には気を付けましょう。提出の日程を逃すことのないよう、スケジュール管理ツールなどの活用がおすすめです。
書類作成と面接対策を同時並行で進めていくバイタリティがあれば、納得のいく内定を勝ち取ることは十分に可能です。
「具体的な自己分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。就活に役立つ自己分析の方法を解説しています。
「具体的な企業分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。企業分析の具体的な方法や実施する際の注意点などを解説しています。
自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください
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