Q
大学3年生
女性
派遣会社の事務の志望動機の作り方を教えてください。
現在、派遣会社の事務職に応募しようと考えているのですが、志望動機が思いつきません。
選考で「なぜうちの会社を選んだのか」と聞かれた時に、どう答えるべきか悩んでいます。派遣会社への志望動機として、どのような点をアピールすれば採用担当者の心に響くでしょうか?
また、単なる「事務職をやりたい」というだけでは弱いと思っています。具体的なエピソードや表現方法など、アドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
企業と人を結び付けることへの意欲を語るのがおすすめ
派遣会社は基本的に個人と企業をマッチングさせることを役割としています。会社全体としては企業と人を結びつけることを大切にしているはずです。
そのため、事務職としての応募であっても、志望動機には会社の役割に貢献したい意欲を記すのがおすすめです。「企業と人を結び付ける会社の方向性に魅力を感じた」などと伝えることができます。
もちろん、事務職への興味や適性を示すことも大切です。パソコンを使った業務や分析、資料作成が好きであると述べるだけでなく、それらを裏付ける経験を、可能な限り定量化して伝えると漠然とした印象にならず説得力が増します。
人と組織をつないだ具体的な経験を盛り込もう
具体的なエピソードは、必ずしも仕事に関するものでなくてかまいません。
たとえば大学のサークル活動などでの、「誰かを勧誘した」「人と人を紹介して感謝された」経験でも良いです。組織や人とのかかわりをつくった経験があれば、それをエピソードとして加えるとアピールに効果的なのでおすすめです。
金銭が発生していなくても、誰かを紹介して相手の団体から感謝されたといった経験は、派遣業界に通じる視点を持っていることの証明になります。
事務処理能力だけでなく、人と組織をつなぐマインドを持っていることをアピールしてください。
ちょっと待って! 派遣会社の事務職正社員はミスマッチかも
まず確認が必要ですが、派遣会社が正社員として事務職を採用することは、あまり多くないといえます。
なぜなら、派遣会社にとって事務という業務は、自社で正社員として雇用するよりも、外部(つまり派遣社員)から調達することが本業だからです。
派遣会社が正社員を採用する場合、将来的に採用担当や法人営業法人担当など、ジョブローテーションを前提とした総合職としての活躍を期待するのが一般的です。
「なぜ派遣会社か」を自分の強みと結び付けよう
入り口として事務職にこだわりすぎると、採用のミスマッチが起こる可能性があります。
それでも志望動機を作るのであれば、「なぜ数ある業界のなかで派遣会社なのか」そして「なぜ事務職なのか」を、自分の具体的な強みや体験と強く結びつけて説明してください。
以下の記事では事務職の具体的な仕事内容や就職に向けた対策方法などを解説しています。事務職への就職・転職を検討している人は、一度目を通しておきましょう。
面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。
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