Q
大学3年生
女性
不動産営業は本当にきついのでしょうか?
将来的に高収入を目指しており、成果が給料に直結する不動産営業の仕事に興味があります。
しかし、インターネットで「きつい」「ノルマが厳しい」「離職率が高い」といったネガティブな情報を目にし、自分に務まるのか不安です。
不動産営業が「きつい」と言われる理由は何でしょうか? 一方で、どのようなやりがいがあるのかも知りたいです。また、入社後に後悔しないために、どの点を確認すべきか、アドバイスをいただけると助かります。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
きつい側面があるのは事実! 生活リズムや感情労働が理由
「きつい」といわれる理由はいくつかあります。
まず成果主義の色が強く、契約数が給与に直結するためプレッシャーを感じやすい点です。
また、内見への同行や土日対応などで生活リズムが不規則になりがちな点も挙げられます。
さらに、顧客との接点が多く、感情労働の負荷が大きいことも「きつい」と言われる理由の一つです。これは、離職率の高さにつながっていると考えられます。
これらを「きつい」と感じるかどうかは人それぞれですが、覚悟しておくべき側面であることは確かです。
大変さと魅力を天秤にかけて判断しよう
一方で、この仕事ならではの魅力も大きいです。住宅という人生の節目にかかわることができ、顧客から感謝されるやりがいはひとしおです。
また、成果を上げれば年収はぐんぐん上がります。20代のうちから年収を大きく伸ばし、高年収帯でのキャリア形成の切符をつかむことも可能です。
会社選びの際は、「ノルマと評価基準」「営業スタイル(飛び込みか反響か)」「教育体制」「離職率」の4点を確認しましょう。入社後のミスマッチを防げるはずです。
数値での成果や知識習得、土日の勤務がきついと判断されがち
不動産営業が「きつい」と言われるのは、成果が明確に数字で評価され、プレッシャーを感じやすい点にあります。
特に、未経験者は物件知識・接客力・提案力など一気に学ぶ必要があります。さらに、最初の数カ月は成果が出にくく、精神的なタフさが必要です。
また、土日に来店が集中するため、休日が不規則になりやすい点や、繁忙期は残業が増えやすい点も負担として語られます。
成果の給与直結と顧客の決断にかかわれるのは大きな魅力
一方で、不動産営業は成果が給与に直結するため、努力が収入に反映されやすい仕事です。接客や提案のスキルが上達すると成果が安定し、リピートや紹介も増えていきます。
お客様の人生の大きな決断にかかわるため、「ありがとう」と言われる機会も多く、やりがいを感じやすい職種でもあります。
会社選びの前にノルマや教育体制などを必ず確認しよう
後悔しないための会社選びには、固定給とインセンティブの割合、ノルマの実態(個人かチームか)、新人研修や教育制度の有無、残業と休日の取り方、扱う物件の種類(賃貸・売買で負荷が違う)を必ず確認することが不可欠です。
環境が整っている会社を選べば、未経験でも成長しやすく、成果に応じて高収入を目指せるフィールドになります。
以下の記事では不動産営業で働くことが向いている人の特徴を解説しています。不動産営業への就職に興味がある人はぜひ参考にしてください。
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