Q
大学3年生
女性
就活で使えるチャームポイントの例にはどのようなものがありますか?
面接やエントリーシート(ES)で「あなたの長所やチャームポイントを教えてください」と聞かれた時、どう答えるべきか迷っています。
「明るい」「笑顔」などの回答では差別化できないですよね。
人柄にかかわるチャームポイントを、仕事の貢献につながる形でアピールする方法や例には、どのようなものがありますか?
「人懐っこさ」「切り替えが早い」などの抽象的な個性を、採用担当者が納得する強みに変えるための言葉選びやエピソードの結びつけ方についてアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
言葉選びよりもエピソードの具体性と再現性を重視しよう
「チャームポイント」という言葉によって「笑顔」や「愛嬌」などのかわいらしいイメージを持たれがちですが、ビジネスの場ではそれが仕事上の強みとしてどう活きるかを語ることが重要です。
単に「明るい」「人懐っこい」というだけではビジネススキルとしては弱く聞こえてしまいます。面接での受け答えでは、その強みを裏付け、補強する具体的なエピソードが必要です。
入社後のチャームポイントの活かし方まで語ろう
たとえば人懐っこさをアピールする場合、「初対面の人ともすぐに打ち解けられる」という強みだけでなく、「アルバイト先で自分から顧客に話しかけて関係性を深め、その結果店舗の売上アップに貢献した」といった具体的な成果までセットで伝えましょう。
どのようなチャームポイントであっても、最終的に「社会人として入社後、その強みでどう貢献できるか」までつなげて語ることが大切です。これができれば強力なアピール材料となり、他者との差別化につながります。
仕事に貢献できそうな言い方を考えよう!
まずは、「チャームポイント」という言葉のとらえ方を変えることが大切です。
チャームポイントは、「あ、この人は印象が良いな」と思ってもらえる魅力的な点であり、面接においてはさらに「仕事で貢献してもらえそう」と思ってもらう必要があります。
「人懐っこさ」や「切り替えが早い」というのは、まさにチャームポイントになりえるわけです。
「人懐っこさ」は「初対面の人にも好印象」とアピールできる
これらの言葉を採用担当者が納得する強みに言い換えてみましょう。たとえば「人懐っこさ」であれば、「初対面の人にも高印象を持ってもらいやすい」と言えます。
そうすると、これは「顧客相手にも好感を持ってもらえて、お仕事につながっていく可能性が高いですよ」というPRになるはずです。
また、「切り替えが早い」ということであれば、「つらいことがあってもへこまない」「ストレス耐性が高い」と言えば自己PRにつながりやすくなります。
言葉を言い換えると、エピソードにもつなげやすいです。
顧客や会社の利益になる言い方を意識しよう
会社の利益にはつながらないと思われがちな「人懐っこさ」でも、「初対面の人に高印象を持ってもらえます」という話であれば、すぐに仕事の利益につながりそうだという印象になります。
どのようなチャームポイントであっても、顧客や会社の利益につながるという視点を持って、言葉の切り替え方を考えてみてください。
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