Q
大学3年生
男性
就活でスーツを着て座るとき、ジャケットのボタンは外すべきですか?
キャリアコンサルタントの方に、就活時のスーツマナーについてお伺いします。
面接や会社説明会などでスーツを着て座る際、ジャケットのボタンをどうするのが正しいのか迷っています。
立っているときは下のボタンを開けているのですが、座るとジャケットが引っ張られて窮屈になるため、すべて外しても良いのか気になっています。
特に、面接の入室から着席までの間で、どのタイミングでボタンを外す・留めるのが自然で印象が良いのかを知りたいです。
スーツの着こなしでマイナス印象を与えないために、座るときのボタンマナーや注意点について、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
面接では椅子に向かうときにボタンを外そう!
スーツのマナーとして、座るときはジャケットのボタンを外すのが正解です。ボタンを留めたまま座ると、生地が引っ張られてシワが寄ってしまうためです。
「立つときは留める、座るときは外す」と覚えておきましょう。入室時はボタンを留めておき、面接官から「おかけください」と言われて椅子に向かうタイミングで、自然に外すとスムーズです。
ジャケットによって異なるボタンの留め方を理解しよう
一般的に男性はジャケットの上のボタンだけを留め、下のボタンは開けておくことがマナーとされています。
また、女性の場合は、ジャケットのデザインにもよるため、留めても外してもどちらでもかまわないといわれています。ただ、フォーマルな場面では、ボタンを留めておくと「きちんと感」を演出できます。
「女性はボタンをすべて留めておくべき」とネットで書かれることが多いものの、私の見解では、面接官はボタンよりも就活生の話の内容を重要視していると考えます。
マナーに囚われすぎず、話の内容を磨くことも忘れないで
基本的にマナー通りにできていればイメージは良くなるものの、マナーができていなかったらといって、即不採用とはなりません。
金融、保険、銀行、ホテルといった業界や営業職は、ジャケットの扱いも一定の評価につながるはずです。ただ、多くの一般企業は、ボタンよりも清潔感や、話の内容などに重きを置くため、過度に心配する必要はありません。
座るときは外す! シワと型崩れを避けるマナーを徹底しよう
就活でスーツを着て椅子に座るときは、ジャケットのボタンをすべて外すのが正しいマナーです。
ボタンを留めたまま座ると、生地にシワが寄って型崩れの原因となったり、ジャケットが引っ張られて窮屈な姿勢になり、不自然な印象を面接官が抱きかねないためです。
ボタンを外すことで、体に負担がかからず、面接中にリラックスした自然な態度で臨むことができます。この小さな配慮一つが、面接官に残す印象を大きく左右することがあります。
立ち座りのタイミングでさりげなく留め外すのが鍵
ボタン操作のタイミングは以下の通りです。入室・起立時はボタンを留めます。着席直前、椅子に座る直前にさりげなくすべて外します。退室前、椅子から立ち上がった後にさりげなく留め直します。
これらの動作をスマートにおこない、マナーを守りつつ自然体で面接に臨み、良い印象につなげましょう。
面接官は学生の立ち居振る舞いを細かく見ています。ボタンの留め外しの動作一つにも、社会人としての振る舞いが現れることを意識してください。
「面接でどのような服装をしたら良いかわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。面接時の適切な服装やマナーなどを解説しています。
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