Q
大学3年生
女性
就活で、「承知いたしました」を使いすぎると変ですか?
現在就職活動中で、企業の採用担当者の方やOB・OGの方とメールや電話でやり取りをする機会が増えました。 私は相手への丁寧さを意識して、指示や依頼に対して返信する際に「承知いたしました」を使うようにしています。
しかし、毎回「承知いたしました」と返しているうちに、なんだか堅苦しくなりすぎているのではないか、逆に機械的な印象になっていないかと不安になってきました。
具体的には、説明会の日程調整のメールや、面談後の感謝のメールなど、さまざまな場面で使っています。
就活において「承知いたしました」を頻繁に使うのは、企業側から見てマイナスな印象になりませんか? 「承知いたしました」以外で、丁寧かつ自然な印象を残すための代替表現や、状況に応じた使い分けがあれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
マナー違反ではない! 意図を踏まえた返答でさらに良くなる
結論から言うと、「承知いたしました」を使いすぎたからといってマナー違反になるわけではありません。むしろ正しい敬語として安心して使える表現です。
ただし、どんな場面でも同じ返しになってしまうと、相手に機械的な印象を残すこともあります。
私は、何千通もの学生のメールを添削してきましたが、丁寧さを意識するあまり、文面が硬くなってしまうケースは少なくありません。
たとえば、以前担当した学生は、面接日程や書類提出などすべての返信で「承知いたしました」を使っていました。ある企業の担当者から「丁寧だけれど温度感が伝わりにくい」と指摘を受け、それを機に文面を見直しました。
結果として、伝えたい意図に合わせた言葉に変えることで、相手の反応が明らかに良くなったのです。
返答の言葉を使い分けて機械的な印象を防ごう
多くの採用担当者も「承知いたしました」は無難で間違いのない表現だと口をそろえます。
一方で、指示を受けた際は「かしこまりました」、日程調整なら「ご提示の日時で参加いたします」、資料提出では「添付にて提出いたしました」など、状況に合った表現を使い分けられる人は、印象が柔らかく、コミュニケーション力が感じられます。
丁寧に伝えたいという思いは強みです。そのうえで、相手や場面に合わせて言葉を選べるようになると、あなたのメールはより自然で伝わる文章になります。
それは、就職活動が順調に進んでいる証にもなるため、着実に進めましょう。
変ではない! 自信を持って大丈夫
「承知いたしました」を使いすぎるのは変ということはありません。
むしろ、就活の場では、「わかる」や「了解しました」といった表現はライトな印象があり、あまり良くありません。そのため、「承知しました」や「かしこまりました」が適切です。
「承りました」「確認しました」も使おう!
もし使いすぎていると感じるなら、ほかの丁寧な言い回しを覚えましょう。たとえば、「承りました」「確認しました」などが使えます。
「承知しました」を頻繁に使うことによって評価が落ちるようなことは特にありません。むしろ丁寧で好印象です。
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