幼稚園教諭の志望理由は、どういう志を持って幼稚園教諭を選んだかという背景を整理して書くことが重要です。志望動機は、自分のビジョンと幼稚園の特徴を結びつける必要があります。

たとえば、「私は子どもとの関わりが好きです。子どもの成長を見ることが自分自身の成長につながると考えています。この幼稚園が目指す方向性と自分のやりたいことが一致しているから、この幼稚園を選びました。子どもの教育と自分の成長を連動させて、どういうことを目指したいです」などと語りましょう。

「なぜその園か」を明確に！ 自己成長と教育方針を結び付けて

幼稚園教諭になりたいといっても、どこの幼稚園でも良いわけではないはずです。まずは、なぜその幼稚園なのかを述べましょう。幼稚園の教育方針や志が自分のやりたいことと一致したから選んだのなら、それを明確にできると良いです。

将来のビジョンについても触れましょう。自分の成長と子どもの教育を連動させ、どうなっていきたいのかという将来の姿を説明します。

自分の成長、幼稚園の良さ、そしてその両者を結びつけるまとめという構成が重要です。なぜその幼稚園でなければならないのかと、就職後の将来の姿をしっかりと述べることが重要になります。

幼稚園や保育園は実習をおこないます。実習を通して、惹かれた理由や、働き方や先生たちへの感想を考えてみましょう。あるいは、イベントへの取り組み方やその幼稚園の考え方といった点に共感するところもあるはずです。

そういったところをしっかりと志望理由に組み込んでください。

それに加えて、自分自身がどんな幼稚園教諭になっていきたいのか、どういう子どもたちとどのように接していきたいのか、そしてキャリアビジョンとのマッチングについても言語化をしましょう。

幼稚園が持つ多くの要素を分解して自分とのマッチ度を測ろう！

幼稚園教諭志望のが学生のうち、明確な志望理由がない人は多くいます。その多くが「子どもが好き」「とりあえず保育の領域で働きたい」という理由で止まっています。

「なぜこの幼稚園で働きたいか」が思い浮かばない場合は、自分の考えと、子どもたちに対する企業の考え方をマッチングさせましょう。幼稚園の教育方針などをチェックして、自分との共通点をアピールすることになります。

これは、志望動機にもつながっていくはずです。

幼稚園の特徴は、教育方針にも表れます。もしくは、土地柄も幼稚園を選ぶ軸となるかもしれません。あるいは、各家庭のレベルを重視することもあります。さまざまな要素を見極めて、応募する際の参考にしてください。