結論から言うと良くないと考えます。プリクラは、目が大きくなったり、顔の輪郭に不自然な加工が入ったりする恐れがあるからです。

そうなると、面接時に実物との差が生まれ、担当者が「本当にこの人なのか？ 」と不安に思ってしまいます。

また、ビジネスマナーとしても不適切です。プリクラは証明写真とは異なる目的を持つツールのため、履歴書にプリクラの写真を使用するのは控えましょう。

プリクラを使う意図には「できるだけ好印象にしたい」というものがあるのかもしれません。スピード写真機でも、700〜900円ほどで良い写真を撮ることは可能です。

好印象を狙う写真はプロに頼もう！

もし、コストをかけてでも良い写真を撮りたい場合は、写真館やカメラ店での証明写真撮影がおすすめです。特に、カメラ店であれば全国にチェーン店が存在します。

技術を持つ人のもとで証明写真を撮ってもらうと、より良いパフォーマンスが発揮でき、好印象につながるはずです。

プリクラを使うか否かというよりは、履歴書に加工した写真を使用するのは望ましくないという点で、プリクラの使用には注意が必要です。

私は、証明写真の加工はしてほしくないと考えています。加工写真で書類通過はするかもしれませんが、面接したときに「あれ、この人の顔ってちょっと違うよね」となる可能性があるからです。

企業は履歴書の写真で判断した人物と、面接に現れた人物との間にギャップがないかを見ています。履歴書の時点から、素の自分を見せるようにしましょう。

また、プリクラの写真はシールになっており、一般的な証明写真と厚みの違いが出ます。以前、履歴書に貼ってある写真を見て、「これプリクラじゃない？ 」となったこともありました。

加工以外の要素で印象を変化させよう

写真を加工しなくても、化粧などから好印象につなげることもできます。加工ではない部分で工夫をしてみましょう。

ちなみに、厚みでプリクラだとわかってしまっても、特段加工がされていなければ「今時だね」で終わることもあります。

ただ、加工していると、「加工してあるね」と気付き、ほかの何かを見た際に疑問を抱くきっかけとなるため注意が必要です。