Q
その他
男性
職場で馴染めない新人ですがどうすればいいでしょうか?
入社して数カ月の新人ですが、職場に馴染めず、不安と焦りを感じています。
先輩方は優しく接してくれますが、業務で手一杯で雑談の輪に入る余裕もなく、いつも一人で過ごしています。飲み会やランチに誘われても、何を話せばいいかわからず、会話がぎこちなくなってしまいます。このままでは仕事に支障が出るのではないかと不安です。
新人のうちに職場に馴染めないことは、今後のキャリアに悪影響を及ぼすのでしょうか? また、「新人だから積極的に」と言われても、具体的にどう動けば職場に溶け込めるのかイメージがつきません。
職場に馴染めない新人がスムーズにチームの一員として働くために、今すぐ取り組める具体的な行動や心構えについてアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
新人が悩むのは当然のこと! 自己開示をしてみよう
働いたことのない人が新しい環境に飛び込んで数カ月ですよね。正直なところ、あなたの状況はごく普通の状況に見えます。まだ何もかも慣れていないのだから、会話がぎこちないのも仕方がなく、余裕がないのも当然です。
長いキャリアで考えれば、今の時期に多少馴染めないことは先輩方からしても想定の範囲内です。もちろんキャリアへの悪影響はありません。その証拠に先輩方は優しくしてくれているではないですか。
おそらくみんな若い頃には同じような体験をしてきているのですよ。
新人からの素直な相談は先輩にとってもありがたい
時間が解決してくれるものだとは思いますが、今すぐ取り組めることとしては、悩んでいることを身近な先輩に率直に相談してみることがあります。
特にあなたから見てコミュニケーションが上手で有能な先輩が近くにいれば、その人に少しの時間をとってもらいましょう。何を話せばいいかよくわからないことや、会話がぎこちなくなってしまうことを相談してみてください。
これは自己開示といいます。心の内をさらけ出すことは勇気がいるかもしれません。でも、一人で悶々と悩む新人よりも、素直に相談してくれる新人のほうが、先輩は課題がわかってありがたいのです。
有能な先輩であればあるほど、自分を信頼して相談してきた新人に、助言やフォローをしてくれることが期待できます。あなたもできる限りそれに応えようと努力することで、やがて信頼関係ができてくるはずです。
仕事に丁寧に向き合いながら一歩ずつ動こう
入社して間もない時期は、誰でも環境に慣れるまで時間がかかります。雑談の輪に入れない、会話がぎこちないと感じることは珍しいことではありません。
ですが、馴染めていないように見える時期が続いても、長いキャリア全体に大きな影響が出るわけではありません。仕事に向き合う姿勢が丁寧であれば、少しずつ周囲との関係も育ちます。
「積極的に」と言われても行動のイメージが湧きにくいときは、身の回りの小さな一歩から始めるのが有効です。
質問や軽い話題を通してコミュニケーション量が増えていく
たとえば、日々の業務で気づいたことや分からないことを先輩に質問することも立派なコミュニケーションです。
質問される側は仕事の理解度をつかみやすくなり、自然と会話が生まれます。無理に雑談を増やさなくても、業務を通じて関係が築かれていくことは多くあるのです。
また、知識の幅を広げることは自信につながります。本やニュース、映画のような軽い話題でもかまいませんし、休日の過ごし方としてキャンプや散歩の話題でも十分です。自分の世界が少し広がると、会話の種が増えて自然とやりとりがしやすくなります。
話題作りを目的にするというより、自分の視野を少しずつ耕していくイメージが近いかもしれません。
時間を重ねることで関係性も深まっていく
馴染めない時期は、自分だけが取り残されているように感じやすいものです。
しかし、組織は時間とともに関係性が変わる環境です。短期間の空気感だけで自分の価値を決めつける必要はありません。
丁寧に仕事を覚え、分からない部分をまっすぐに言葉にしながら経験を重ねていけば、気がついた頃には周囲との距離が自然に縮まっています。焦りを手放し、自分の歩幅で丁寧に進むことが、結果として一番良い働き方につながります。
人間関係が原因で仕事に行きたくないと思っている人もいると思います。以下の記事では人間関係が嫌で仕事に行きたくないという状況から抜け出す方法を解説しています。
既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう
既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。
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