Q

大学3年生
女性

目標がない人でもマンダラチャートは活用できますか?

就職活動や自己分析のためにマンダラチャートを使ってみたいのですが、私は目標や明確にやりたいことがまだありません。

マンダラチャートは中心に達成したい目標を書くものだと理解していますが、その目標がない状態では、チャートを埋めることすら難しいです。周りの友人は「夢があるからマンダラチャートが役立った」と言っており、自分には自己分析のスタートラインにも立てていないのではないかと不安になります。

目標がまだない場合でも、マンダラチャートは活用できるのでしょうか?

目標がない就活生がマンダラチャートや代替ツールを使って自己理解を深めるために、まず何から始めるべきか、具体的なステップや考え方についてアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表

渡部 俊和

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活用可能! 「就活の成功」や「自己分析」を中央に置いてみて

マンダラチャートは汎用性が高いツールです。質問にあるような、やりたいことがあいまいなときでも活用することができます。

中心に置くものは何でもかまいません。

自己分析が進んでいないならば、企業から評価される自分の特徴を中心に置けば、自分のプラス要素を考えるきっかけになります。

また、就活全体から考えても良いです。中心に「就活の成功」を置いたとすれば、その要素のなかに「自己分析」や「企業からの評価を獲得する」などが出てくるはずです。さらに細分化したなかに前述の「自分の特徴」が出てくるような構成になります。

抽象的なテーマからでも具体化が可能! 気軽に使おう

マンダラは仏教の曼荼羅図から着想されたものですが、これは無限に広がる世界全体とその因果関係を表しています。

あらゆることのつながりが一覧できるようになっており、抽象的な概念から使い始めたとしても、広がるほどどんどん具体的になるものです。

いろいろな解釈や使い方を説明している人や本がありますが、なかには誤った解釈も見られるため、それらをマニュアルのように考えないでください。

この図は論理的構成も自然に含まれている優れたフレームワークです。そのため発想法の一つとして、何でも真ん中に書いて、もっと自由に使ってみてください。

まさに、質問の最後にある「もっと自己分析を深める」を真ん中に入れてチャートを作っても良いのです。何にでも使えるので、あれこれ悩むよりも、まずどんどん書きだすことから始めて慣れていってください。

ベストアンサー

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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できる! 中心から書く思い込みを手放し外側から埋めてみよう

マンダラチャートは中心から埋めていかなければいけないと勘違いしていませんか。

一般的な就活マニュアルなどではそのように書いているかもしれませんが、それは絶対的な法則ではありません。

周囲の部分から埋めていき、最終的に中心部(目標)を埋められるように自己分析をするという手段にも使えるのがマンダラチャートです。一度外側からマンダラチャートを作成することをおすすめします。

細かな特徴を書けば、中心に据えたい目標が自然と見える

一般的には、まずマンダラチャートの中心部に最終的に成し遂げたい目標を書き、その周囲8マスにその目標を達成するために必要な要素を大まかに書き込みます。

さらにその外周部には、それぞれの要素を達成するために必要な細かい要素・行動を書き込んでいきます。

この流れを逆転させるのです。

普段あなたがおこなっている行動や細かい能力・長所・特徴、また今後伸ばしたい能力や取得したい資格などを、どんどんチャート図の最も外側に書き込んでいきましょう。

このとき、大まかで良いので「ジャンル分け(「頭脳」「資格」「体力」「精神」など)」をしておくと、後々の作業が楽になります。

一通りの作業が終わったら、外周部にびっしり記述された「自分がすでに持っている特徴」や、「今後伸ばしていきたい能力」「取得したい資格」などを眺めてみましょう。

そのような特徴を持つ人物が就職したら活躍できそうな職種や、目指してみたら達成できそうな目標は浮かんでくるはずです。

「具体的な自己分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。就活に役立つ自己分析の方法を解説しています。

自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください

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