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上司が怖いので退職を言い出せないです。

退職したい気持ちはあるのに、上司に話すのが怖くてなかなか言い出せません。

特に、上司の機嫌が悪いときに話しかけるのが怖く、ついタイミングを逃してしまいます。結果として何も言えないまま日々が過ぎ、自己嫌悪に陥っている状態です。

「上司が怖い」という理由で退職を言い出せない自分は、現実から逃げているのではないか、社会人として情けないのではないかと感じています。転職先への入社日も近づいており、この状況をどうにかしたいです。

キャリアコンサルタントの方から見て、「上司が怖くて退職を言い出せない」というのは、特別なことではないのでしょうか? また、この恐怖心を和らげ、落ち着いて退職を伝えるために、今すぐできる準備や効果的な切り出し方があれば教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

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国家資格キャリアコンサルタント

畠山 千春

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ごく自然な感情! 先に上司の予定を押さえよう

ただでさえ上司の機嫌が悪いときに話しかけるのが億劫なのに、それが退職の申し出となるとさらに気持ちが進まなくなってしまいますよね。そう思ってしまうのも無理はありません。

転職先への入社日も迫っているのですね。一刻も早く退職手続きをしないと希望の入社日に間に合わないこともあります。勇気を出して切り出すしかありません。

上司に伝える際は退職の意思と希望日を明確にする

まずは、退職の意思を上司に伝える時間を先に押さえることをおすすめします。会社のルールにもよりますが、メールやチャットで「お話ししたいことがあります」と一言入れて、面談の予定を確保しておきましょう。スムーズに進められます。

「どう切り出そう……」と考えていると、伝えるタイミングがどんどん遅くなりがちです。先に予定を決めてしまうほうが結果的に負担が軽くなります。

実際に伝える際は、「退職の意志は固まっていること」 と 「退職希望日(◯月◯日付)」 の2点をセットで伝えると明確で誤解がありません。

なお、転職先については話す必要はなく、自分から伝えなくても問題ありません。むしろ、伝えることで不要な詮索やトラブルにつながる場合もあります。

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

佐藤 恭子

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申し出を遅らせるほど損! 就業規則に従おう

転職先への入社日が迫っているということで、退職の申し出を遅らせることが難しい状況にあるのですね。

上司への退職の言い出しにくさは、多くの人が抱えるもので、自然です。ただ、退職日と次の入社日が決まっている以上、退職を告げる日を伸ばせば伸ばすほど精神的なプレッシャーは増大します。

まずは、企業の就業規則を確認し、「退職の何カ月前に申し出が必要か」を把握することが重要です。この期限までに正式に伝えなければ、退職日がずれ込み、転職先への入社にも影響が出る可能性があります。

最後の配慮として、退職前の引き継ぎをおこなおう

また、規則の定めがない場合でも、職場への配慮としてギリギリの申し出は避けましょう。業務の引き継ぎには一定の日数が必要だからです。残される側が迷惑にならないような視点を持ちましょう。

これらの点を踏まえ、勇気を出して明確に退職の意思を伝えることが、円滑な退職を実現するうえできわめて大切になります。円満な退職を目指すためにも、伝えるべきことは責任を持って伝え、引き継ぎを確実に実行する姿勢が重要です。

既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう

既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。

これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。

また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。

既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。

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