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結婚をするため退職をしたいのですが、上司に言い出せないです。

結婚が決まり、寿退職を考えているのですが、上司に退職の意思を伝えられずに時間が過ぎてしまい、焦りを感じています。

職場に迷惑をかけるのではないかという罪悪感や、結婚を理由とした退職に対する職場のネガティブな反応への不安から、なかなか切り出せません。さらに結婚式の準備などもあり、退職の話にエネルギーを使う気力が湧かず、ますます言い出せない状況です。

キャリアコンサルタントの先生から見て、結婚を理由にした退職をスムーズに伝えるには、何を、いつ、どのように伝えるのが適切でしょうか? 罪悪感を乗り越え、円満退職を実現するための具体的なステップや心構えについてアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

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国家資格キャリアコンサルタント

畠山 千春

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やる気が起きないときは先に上司の時間を確保する

結婚を理由に退職の意思を伝えるとき、迷惑をかけてしまうのではと思えば思うほど、不安が募ってしまいますよね。

ただ、これまで退職者を送り出す側にいた経験から言うと、良くも悪くも会社の業務はそのまま続いていき、数週間もすれば退職の話題は落ち着くものです。

詳細を話す必要はない! 退職希望日と理由だけ伝えよう

まずは、上司へ退職について話すために先に面談の時間を確保してしまうことをおすすめします。

会社のルールに従って、メールやチャットで「お時間いただきたい件があります」と一報を入れ、上司の予定を押さえましょう。「どう切り出そう」と考えすぎる必要はありません。

かえって伝えるタイミングが遅くなるのを防ぐため、先に場をセッティングしてしまいましょう。

実際に話す際は、結婚にともなう生活環境の変化で退職を希望していること、退職希望日(◯月◯日付)の2点を明確に伝えると、話がスムーズに進みます。

なお、結婚後の具体的な生活の詳細(引っ越し先・パートナーの仕事など)を伝える必要はありません。プライベートな情報は無理に話さなくて大丈夫です。

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

佐藤 恭子

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感謝と誠意の引き継ぎが円満退職の鍵になる!

結婚自体は大変おめでたいことです。周囲の方々も祝福してくれるでしょう。

退職理由が結婚であるとしても、退職のプロセス自体はほかの場合と変わりません。就業規則に従って、規定の日までに退職を伝えましょう。伝える際は退職の意思と退職希望日をセットにして伝えるのがマナーです。

結婚を理由とする退職は、ご家族やパートナーと相談のうえで決めた「一身上の都合」です。企業がその意思を不当に否定することはできません。退職の意思はきっぱりと明確に伝えてかまいません。

自己都合退職でも職場への配慮を忘れずに進めよう!

最も重要なのは、職場に残る方々が困らないよう、円満に引き継ぎを完了させることです。

具体的な行動として、引き継ぎ資料の作成に加え、必要に応じて顧客への配慮が求められます。たとえば、営業職であれば、後任者と一緒にあいさつに回るなどの対応が必要かもしれません。

人手不足の職場であっても、丁寧な引き継ぎによって、残された人たちがスムーズに業務を巻き取ることができます。

退職の意思とともに、これまでの感謝と「ご迷惑をかけて申し訳ありません」というお詫びを述べましょう。より円満な退職のため、配慮を忘れないでください。

既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう

既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。

これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。

また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。

既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。

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