Q
その他
男性
警備員の面接で聞かれることは何ですか？
警備員の仕事に興味があり、いくつか警備会社の面接を受ける予定の者です。
前職は事務職で、警備の経験がまったくありません。体力や夜勤への対応など、警備員ならではの仕事内容について、面接でどのような質問をされるのか想像できず、対策に困っています。
未経験者が警備員に転職する場合、「なぜ警備員を選んだのか」「長く続けられるのか」という点について、どのように回答すれば説得力が増すか知りたいです。
警備員の面接で「必ず聞かれる質問」とその質問に対する良い回答例、さらに採用担当者に好印象を残すためのポイントについて、アドバイスをいただけますでしょうか？
2人のアドバイザーが回答しています
質問日 :
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
面接では「なぜ警備の仕事を選んだのか」が必ず聞かれる
警備員の面接では、なぜ警備員を志すのか、その理由を明確に伝えることが重要です。
警備業界には体力と柔軟な対応力が求められる業務が多くあります。立哨（りっしょう）や巡回、緊急対応などの場面では、冷静さや責任感が必須です。
このため、未経験者であっても、これまでの経験やスキルがどのように警備業務に応用できるかを具体的に示すことが求められます。
これまでの経験を警備業務にどう活かせるかを整理する
たとえば、前職の事務職で培った計画性やコミュニケーション能力が、警備業務においてもトラブルを未然に防ぐための役立つスキルであると説明することができるかもしれません。
また、体力や夜勤への対応に関しては、自己管理を怠らず健康を維持するための具体的な習慣や、休日の活動などをエピソードとして述べると良いです。
警備業務に必要なスキルとこれまでの経験を関連付けることを意識して面接に備えてくださいね。
さらに、警備業務への熱意を示すことも欠かせません。実際、私が警備業務のマネージャーをしていた際、業務に対する誇りと責任感を持っている隊員には安心と信頼を感じられました。
たとえば、「人々の安全を守ることに誇りを感じており、その役割を全うすることで社会に貢献したい」といった意欲をアピールすると面接官も嬉しくなりますよ。
働き続けられるかどうかに関する事項が聞かれる
警備の面接は、普段なじみがないぶん、「何を聞かれるんだろう……」と構えてしまいますよね。前職が事務だと、体力や夜勤の話をどう答えればいいか不安になる気持ちもよくわかります。
公的な資料などを確認すると、警備の採用では、志望動機・なぜ警備なのか、夜勤・土日勤務、立ち仕事への対応、体力・健康状態、長く続けられるか、勤務開始時期・日数、通勤手段、協調性・責任感・継続力が重視されているようです。
欠格事由（警備業法）に当てはまらないかの確認が入ることもあります。
志望動機・想定質問・仕事と生活の軸への答えを用意しておこう
今からできる一歩としては、次のような準備をおすすめします。
①志望動機を「なぜ警備か（安全・安心にかかわりたいなど）、事務経験との接点（正確さ・報連相・お客様対応）、どんな現場でどう貢献したいか」の3段構成でメモに書き出す
②想定質問として「夜勤・土日勤務への考え」「健康管理の工夫」「地道な業務を続けた経験」を挙げ、1分程度で答えられるよう声に出して練習する
③「長く続けられるか？ 」には、仕事選びの軸（安定して働きたい、ルールを守る仕事が合うなど）と、生活リズムの整え方をセットで用意しておく
完璧な模範解答より、「自分の言葉で、どんな警備員として働きたいか」を語ることができると安心です。
面接で出題される可能性がある質問は以下の記事で紹介しています。また回答例や回答する際のポイントなども解説しているので、面接対策の際にぜひ役立ててください。
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