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大企業への転職を後悔しています……。

「安定」や「ネームバリュー」を求め、前職の中小・ベンチャー企業から誰もが知る大企業に転職しました。しかし、想像以上に仕事のスピード感が遅く、裁量権も少なくなり、自分が単なる歯車の一つになったように感じて後悔しています。

前の職場で感じていた「仕事の面白さ」や「成長実感」を失い、このままキャリアが停滞してしまうのではないかと不安です。周囲からは「せっかく大企業に入ったのに」と言われるため、相談できる相手もおらず、気持ちが沈んでいます。

プロのキャリアコンサルタントの方に、大企業から再び中小・ベンチャー企業などスピード感のある環境へ転職することは可能か、その際に市場価値をどうアピールすべきかについて、具体的なアドバイスをいただきたいです。

また、この転職で感じた後悔を今後のキャリアに活かすために、まず何から取り組むべきかについても教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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国家資格キャリアコンサルタント/高校教諭一種 保健体育

徳田 このみ

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次は後悔しないように自分の求める環境を明確にしよう

大企業からスピード感のある企業への転職を希望されているのですね。

前職(中小・ベンチャー)と転職先(大企業)の仕事内容を経験したことで、自分が本当はどういう環境でどういう仕事をしたいか、どう働きたいかという点がだいぶ明確になったのではないでしょうか。

まずはその基準を自分のなかで言語化して整理してみてください。「こういうところで働きたい」というのが明確になれば、転職先に求める環境も自ずとわかるはずです。

むやみに転職に動き出すよりも、自分自身のペルソナを設定してから、その目標が叶う転職先を探すようにしましょう。

大企業経験は武器になる! 実績があればなお良し

また、大企業から再び中小・ベンチャーに戻ることは可能です。

転職活動において、大手企業に中途採用で入社ができたという実績は、会社によっては短期間の離職をデメリットととらえる可能性もあるものの、多くの場合良しと見なされます。

「大企業での経験をうちの企業でも発揮してほしい」と考える中小企業やベンチャー企業があるはずです。在籍していたことは武器にはなると考えられます。在籍期間にもよりますが、そこに実績があればなお良いです。

国家資格キャリアコンサルタント/国際コーチング連盟(ICF)ACC

五十嵐 篤

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大企業から中小・ベンチャー企業に転職する人はいる!

大企業よりも、裁量権とスピード感のある中小・ベンチャー企業で働きたいというのは、一つの価値観です。そのため、周囲の人の「せっかく大企業に入ったのに」という発言を気にする必要はありません。

きちんとした理由と目的があるのなら、キャリアに対する生き方ですので、堂々と自分で選択しましょう。

目的意識を持って選択しよう! 企業文化への理解が大切

転職の際は大手企業で身に付けた知識をアピールしてください。研修制度やトレーニング制度は大手企業のほうが整っていることが多いです。そのため、制度を通して得たマナーやスキルを「一通り身に付けています」と伝えましょう。

また、「自分の力をより加速させていきたい」など、転職したい理由も明確にすることが求められます。

さらに、中小・ベンチャー企業に転職するためにまず取り組むべきことには、企業文化を知ることが挙げられます。

まずは、そのような環境で求められる能力を知りましょう。「指示を待たない」「自分から情報を取りに行く」などのアグレッシブさが重要です。

行きたい企業の文化を理解して、そこにフィットさせに行く意識を持ってください。

既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう

既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。

これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。

また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。

既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。

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