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コミュ症を克服するために頑張ったことはアピールしない方が良いですか?

自己PRやガクチカなどで、「コミュ症を克服するために頑張った」というような旨の内容は書かない方が良いのでしょうか。

私が大学生活で特に力を入れて頑張ってきたのはこれで、なるべく多くの人とかかわり、リーダー経験を積む努力をしました。ただ、コミュ症が完全に克服できたわけではないと思っているため、面接で「克服できてないですよね?」と指摘されたらどうしようもないなと思っています。

コミュニケーション能力は就活において絶対的に必要とされるので、乏しければ致命傷になるのではと不安です。やはり最初からコミュ力が高く、コミュ力自体をアピールできる人の方が有利になるのでしょうか。本当は人とかかわるのが苦手というのは隠すべきなのかも教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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自分の課題解決の姿勢を別の切り口でアピールしよう

自己PRやガクチカの内容について、自己の課題や弱点、特にコミュニケーション能力の向上に努力した経緯を正直に伝えることは価値があるかもしれません。

面接官は、単にスキルだけでなく、個人が自己成長にどのように取り組んでいるかを理解したいと考えています。人見知りやコミュニケーションの困難を乗り越えるために努力したことは、あなたの持続性や問題解決能力を示す良い例です。

指摘されたとしても克服しようとする姿勢を具体的に示すことが大切

ただし、自己PRでは、まだ完全には解決していない課題に焦点を当てるのではなく、どのように改善に取り組んできたか、どのような具体的な成果を得たかを強調することが重要です。

たとえば、どのような活動を通じて人との交流が増え、それがどのように自信につながったのかを具体的に伝えてみましょう。

これにより、あなたの自己成長への姿勢が伝わり、面接官に好印象を与えることができます。もし「まだ完全に克服できていないのでは」と聞かれた場合は、今後も改善を続ける意欲があることを示し、具体的な計画を説明することが効果的です。そのように答えることで、自己成長に対する真剣な姿勢と向上心をアピールすることができます。

キャリアコンサルタント/公認心理師

吉野 郁子

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企業は応募者の伸びしろを重視するため自分の課題を隠す必要はない

「本当は人と関わることが苦手だから、頑張った」というエピソードは、何もウソをついていないので良いと思います。「頑張った」であって、「克服した」と話を盛っているわけではないからです。

就職活動で企業が知りたいのはBEFOREからAFTERの伸びしろです。苦手なことからも逃げずに努力したことは、社会人として重要な資質といえます。コミュニケーション力も、語学などと同じように、完成もゴールもないものです。

英語がペラペラの人だって、「うまい方ではない」「できないこともたくさんある」という人もいます。高いコミュニケーション力が要求される仕事、たとえばカウンセラーだって、「話をちゃんと聴くこと」とずっと格闘するのです。

自分の課題に対して誠実に向き合った意欲はアピールポイントになり得る

コミュニケーション力も大切ですが、それ以外にも働くときに大切な要素はたくさんあります。2022年に帝国データバンクが「企業が求める人材」について調査をおこなったところ、「コミュニケーション力」とほぼ同率の答えが「意欲」でした。

そして次に「素直」「真面目・誠実」とランクインしました。質問者さんのアピールエピソードは、「意欲・素直・真面目」を伝えるのに、十分説得力がありますよ。

出典:https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p220905.html

努力したことをアピールする時には、こちらの記事を参考にしてみましょう。努力を魅力的にアピールするためのエピソードのコツについて解説しています。

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