Q
大学3年生
男性
就活の面接では第一ボタンを締めるべきですか?
就職活動の面接や説明会に参加するとき、Yシャツの第一ボタンは締めるべきなのか、それとも開けても良いのか迷っています。
ネット上では「基本は締めるべき」という意見もあれば、「苦しいなら開けても問題ない」という意見もあり、どちらが正解なのかわかりません。私は首回りが太く、ボタンを締めるとかなり苦しいため、できれば開けて臨みたいと考えています。
周囲の就活生を見ても、締めている人もいれば開けている人もいて、どちらが一般的なのか判断できずにいます。
面接官の立場から見て、第一ボタンを開けていると「だらしない」「常識がない」と思われることはあるのでしょうか?
少しでも印象が悪くなるなら我慢して締めるべきなのか、あるいは自然体で臨んだほうが良いのか、キャリアコンサルタントの方の意見を伺いたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
無理に締めなくても大丈夫! パフォーマンスを優先しよう
結論から言えば、無理に第一ボタンを締めて体調やパフォーマンスが落ちるくらいなら、開けても問題ありません。体調を崩したり、苦しい思いをすることは、面接での集中力を大きく低下させるため避けるべきです。
しかし、もちろんラフすぎる印象を残さない工夫は必要です。ボタンを開ける場合は、しっかりした生地で形が崩れにくいシャツを選ぶ、ネクタイの結び目を上げて隙間を目立たなくするなどが考えられます。
もしくは、首回りが合うYシャツに買い換える(サイズアップする)対策が有効です。
これらの工夫によって、清潔感とだらしなさの境界線を守るように心掛けてください。
着こなしより中身を徹底! 話す内容にフォーカスを当てて
面接官は、完璧な着こなしをみているわけではありません。むしろ、あなたが見苦しくない着こなしをしていれば、服装は選考に影響しません。
そのため、シャツのボタンに囚われず、話し方や目線に神経を集中させてください。もちろん、志望動機など面接で話す内容の点検も欠かせません。
着こなしの細部に気をとられ、肝心の面接での受け答えに集中できなくなることは本末転倒です。第一ボタンをめぐる不安を解消し、安心感をもって面接に臨むための準備をおこなってください。
自信を持ってあなた自身を表現することが成功の鍵です。
原則は締める! 自然体を心掛けよう
ビジネスマナー的には、シャツの第一ボタンを締めるのが原則です。
ただし、体型の問題で首回りが苦しく締まり苦しそうな状況になるのであれば、無理に締めるよりも少し開けたほうが自然な印象になります。
きつすぎることで不自然になり、かえって印象が良くないと考える面接官もいるはずです。原則を理解しつつも、自身の体型に合わせて、自然体でいられる調整をしましょう。
ボタンの開きは極力隠す! 快適さと清潔感の両立を
ボタンを開けていると、フォーマルな場面ではカジュアルな印象になりがちです。ボタンの開きが見えてだらしない印象になることを、ネクタイを上まであげることで防ぎましょう。
ほかにも、シャツの襟が浮いたり乱れたりしていないか、首回りに清潔感があるかを意識してください。
窮屈な場合は、首回りが少し大きめのシャツを購入することも一つの対策です。
「面接でどのような服装をしたら良いかわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。面接時の適切な服装やマナーなどを解説しています。
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