Q

その他
男性

弁護士資格者ですが、就活がうまくいかず不安です。

弁護士資格を持っていますが、就職活動が思うように進まず、かなり不安です。

同期の多くは大手事務所や企業法務に内定が決まり始めている一方で、私は複数の選考を受けているにもかかわらず、まだ内定がありません。自分のキャリアプランも、企業か法律事務所かで迷っており、面接でその迷いを指摘されているのではないかと感じています。

正直、能力不足なのか、アピール方法が悪いのかわからず、精神的にもつらい状況です。このまま内定が得られなかったらどうしようという不安も大きくなっています。

弁護士の就職活動がうまくいかない場合、何を見直すべきでしょうか。特に、面接でのアピール方法や、キャリアの迷いがある場合の対処法について、具体的なアドバイスをいただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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あなたの能力不足ではない! まずキャリアの軸を明確にしよう

まず、今の状況はあなたの能力不足ではないと正しくとらえてほしいです。

仮でもかまいません。今取り組むべきは、企業法務と法律事務所のどちらを軸にするかを一旦決めることです。どちらかに迷っている状態では、面接での回答がぼやけ、面接官に覚悟が決まっていないと判断されるおそれがあります。

たとえば「現在は企業法務に軸を据えています。長期的に○○という分野での経験を積みたいです」などと語れる準備をしましょう。

次に、方向性を決めたら、専門性ではなく再現性を言語化します。

弁護士採用では、スキルの高さよりも「そのスキルを使ってどう組織に貢献できるか」が重視される傾向にあります。経験をもとに、どんな案件で、どんな役割を果たし、どんな価値を提供できたのかを具体的に語れると説得力が上がります。

ミスマッチは仕方ない! 迷いを整理して言語化すると評価が上がる

覚えておいてほしいのが、不採用の理由は力量によるものではなく企業のカルチャーや思考性とのミスマッチがほとんどだということです。

裏を返せば、落ちた企業は仮に入社できていたとしても多分うまくいかなかっただろうととらえられます。心理的にも安心です。

キャリアの迷い自体は誰にでもあります。迷いを整理し言語化できれば、面接官の目には主体的にキャリアを選ぼうとしている人に映ります。

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

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資格があっても軸が重要! 軸が定まらないと始まらない

弁護士資格を持っていても就活がうまくいかないケースは珍しくありません。資格を取ったから即内定という考えは難しいと思ってください。

まずは、志望の軸を見直しましょう。

質問者さんのなかの「企業か法律事務所か」という迷いが面接官にも伝わっている可能性があります。そうでなくても、広く受けすぎていることから、軸が曖昧な印象を残しているかもしれません。

なぜその選択肢を検討しているのか、自分のキャリアを長期的にどう考えているのかを整理し、軸を固めてください。

法的知識以外にも、ビジネスの場に活きるスキルをアピールしよう

弁護士資格を持っていることは素晴らしいですが、実務では法的知識だけでなく、コミュニケーション能力や主体性、人に対する寄り添いといった要素も求められます。

こうした部分を具体的にアピールできると、「戦力になってくれそう」と思ってもらえるはずです。専門知識のみならず、専門性とは離れた場所での自己PRも整理して言語化してみてください。

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