メールの返信が2日後になっても、問題なしで済むケースがほとんどです。実際に、2日後の返信で選考が不利になったという例はほぼありません。

実際の採用現場でも、学生からの返信時間を細かくチェックしている担当者は少ないはずです。

それよりも、返信内容が丁寧で誠実かどうかが重要です。

遅れてしまったのは事実なので、「ご連絡に気付くのが遅くなってしまい、大変失礼いたしました」や「返信が遅くなり申し訳ございません」といった枕言葉を入れさえすれば問題ありません。

逆に、長々とした説明は言い訳がましく聞こえるため避けましょう。

メールの設定を見直そう！ 事前の対策が鍵

再発防止のため、当日中か翌日中に返信する運用ルールを作ったり、通知設定を見直したりしてみてください。

万が一今後同じことが起こりそうなら、企業に「こういう事情で返信が遅れることがあります」とあらかじめ伝えておくのも良いかもしれません。

目安としては、1〜3日以内の返信なら選考への影響はほぼありません。1週間以上空くと面接枠が埋まってしまい、選考が不利になる可能性があるため注意が必要です。

就活のメール返信が2日遅れることは致命的なミスではないので安心してください。

もちろん早めの返信が望ましいものの、採用担当者も学生の状況を理解しています。

ただし、遅れた理由と謝罪は丁寧に伝えましょう。印象回復につなげられます。

「いただいたメールに気付かず本日確認した次第です」「確認が遅れ失礼いたしました」「気付くのが遅れて申し訳ございません」といった一言を入れれば大丈夫です。

「忙しい」は書かない！ メールに関するマイルールを決めてみて

理由として「忙しかった」というのを書きがちですが、これは書く必要はありません。

「アルバイトが忙しくて」「ゼミが忙しくて」という理由は、事実であったとしても、就活の優先順位が低いという印象になりかねません。面接官としても、後回しにされたと感じるのは気持ちの良いものではないです。

今後の対策として、メールの通知をオンにするなどして、メールをこまめに確認しましょう。「1日1回はメールチェックをする」など、ルールを決めることをおすすめします。

メール返信は一般的には当日か翌日、24時間以内が好印象ですが、2日は許容範囲です。